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9月15日号

 今年は11月3日(金祝)から11月12日(日)までの延10日間開催となるSANUKI ReMIX(主催・高松市 ㈱JTB ㈱人生は上々だ)。
 アーティザン(職人)と日本を代表するクリエイターが共創し、新たな高付加価値を生み出すこのプロジェクトは、初回、2回目ともに3〜4日間の開催であったが、今年はインバウンドや地元客の集客を見込み、新たな形態を含めて10日間の開催となる。
 これまで通りの玉藻公園内披雲閣での、香川の伝統職人×クリエイターによる作品展示及び販売は3日間(11月3日(金祝)〜11月5日(日))。11月3日から12日までの10日間を通しては、桜の馬場で『SANUKI ReMIX感詰PARK』が公開される。参加アーティザンは20名程。
 『SANUKI ReMIX感詰PARK』には、現在構想中の『感詰』、高さ3・5m、直径6mの缶詰状の建造物が4ブースに、直径8mのステージが登場する予定。ここでは、職人の技やこだわりを、そのまま展示するのではなく、老若男女が楽しめるよう、インスタレーションとして展示。ステージでも、音楽、笑い等のエンターテインメントで、休日の親子連れから、仕事帰りのサラリーマンもぶらりと立ち寄ってもらえる趣向にしていく。


 全体をプロデュースするのは㈱人生は上々だCEOの村上モリロー実行委員長。前回までのテーマ「交わる」「集まる」に合わせ今回は「ユニバーサる」。世界中の方々に職人の感性を感じ取ってもらいたいと「日本語で説明しても伝わらない海外の方がたにも感性は伝わるはず。またこの感性を伝えるための感性が詰まった『感詰』でワンダーランドにしていきたい」と話している。
 『感詰』ブースでインスタレーションを展開するアーティザン、クリエイターは4組。
古川朋之氏(讃岐石材加工協同組合 超石工アーティスト集団『たぶん、加工。』)とナイトコンテンツディレクター下田栄一氏。
佐々木康之氏(㈱川口屋漆器店 さぬき市)、川北康之氏(㈱ダイコープロダクト さぬき市)とコピーライターの岩崎亜矢氏。
 山下義高氏(純手打うどんよしや 丸亀市)とアートディレクター小杉幸一氏。
 ㈲髙尾最中種商店(高松市)とパティシエ辻口博啓氏、ヴィーガンシェフ楠本勝三氏。
 またエンターテインメントを梶 剛氏(吉本興業㈱)が村上氏のプロデュースと共に担当する。
 香川を代表する工芸品、技術が体感できる10日間。披雲閣の特別展示のある3日間の入場料は、18歳以上1100円、6歳以上660円、6歳未満無料。桜の馬場のみの7日間は、18歳以上770円、6歳以上440円、6歳未満無料。玉藻公園入園料込みで、当日券も公園内で購入可能。開場は10時〜21時。
 JTBでは、インバウンドの方々に香川の職人の魅力を伝えるよう、国内外へ発信していくと話しており、高松市でも、伝統工芸品の高付加価値化とナイトコンテンツによる観光客の滞在時間延長等に期待を寄せている。


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