ホーム香川の経済界トップ登場【㈱イズミ】 支配人 小島隆一氏

香川の経済界トップ登場

【㈱イズミ】 支配人 小島隆一氏

“食”の充実は最重要課題、中長期的なゾーンの見直しにも意欲

 闘志を全面的にむき出しにするタイプではないが、淡々とした語り口の中にも緻密な計画性と、内に秘めたる熱い思いを感じ取ることができた。
イズミの中でも旗艦店として、堂々たる航行を続けるゆめタウン高松。その支配人就任に燃えない要素はない。
 衝撃的な開店から17年。積極果敢なリニューアルで新鮮さの訴求に余念はないが、イオンモール岡山のオープンや、ことでん瓦町ビルの動向など気に掛かる要素も多く、「身の引き締まる思い」と辞令直後の心境を吐露する。
 前任地のゆめタウン出雲のリニューアルが道半ばだったことが心残りではあるが、「地域密着を徹底し、香川のお客様に喜ばれる店づくりに全力を尽くしたい」と、高松での完全燃焼を誓って瀬戸内海を渡った。

 「昨秋、食品売場の大規模なリニューアルを行ったが、引き続き〝食〟の部門の充実は最重要課題」と位置づけ、物販、飲食を問わず〝食〟の更なるてこ入れに意欲。なかでも精肉、惣菜という強い部分をブラッシュアップしながら、青果、鮮魚の充実には並々ならぬ情熱を燃やす。
 また広島店で成功を収めている、サービスゾーンの集約なども中長期的な課題とし、ゾーンの見直しによる買い回りしやすい店づくりも一歩ずつ形を作り上げていきたい考えだ。
 出身地でもある呉店で子供服担当として入社。その後は中国地区の店舗を中心に主に惣菜部門で実績を積み、1999年に神西店で店長に昇格。2010年からはゆめタウン大牟田、直近は同出雲の支配人として活躍した。
 香川での勤務は初。「気候も人柄も穏やかで、広島とよく似ていて住みやすいところ。家内はとても喜んでいます。寺社仏閣巡りやドライブ、サイクリングが好きなので、休日は楽しめそう」と屈託のない笑顔もみせる。
 同店支配人としては7代目。歴代は偶然にも河野氏、梶原氏、北山氏など6人中4人が〝K〟から始まるイニシャル。「過去にとらわれず、フラットな目線から改革に着手したい。店舗そのものの価値を高め、周囲の状況に左右されない、独自の存在感を築き上げたい」。
 巨艦店の舵取りを任された〝ドクターK〟が、新しい魅力づくりに第一球を投じた。
 広島修道大卒、54歳。


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