ホーム香川の経済界トップ登場【㈱COCOLO TOKIO】 代表取締役社長 開出 昭氏

香川の経済界トップ登場

【㈱COCOLO TOKIO】 代表取締役社長 開出 昭氏

業績は上々。その答えは社員にも徹底する「経営理念」にあった

 高松商業高校を卒業後、上京し国士舘大学政治経済学部に進学。卒業後は地元に貢献したいという思いが強まり、迷うことなく香川県へのUターンを決めた。
 はじめての就職先は地元の菓子問屋。営業職として約8年間研鑽を積み、高校時代の先輩が経営する企画会社へ転職。主に製薬会社の特許商品を全国各地に売り込むため、日本全国を寝る間も惜しんで、ひたすら走り回っていた。そんな氏が40歳になる頃、人生の転換期を迎えた。
 知人からの紹介が縁となり、香川県内で外食産業を企画・運営するぐり~ん企画に入社した。「新規事業立ち上げを計画している。片腕となって力を貸してほしい」との話。同社が今まさに保険代理業を始めようとしている時の出会いだった。
スタッフは3~4人でのスタート。保険の営業は初めてで、今までの商材より責任も重大。とにかく、当時の社長に鍛えられたという。

 それからおよそ13年の月日が流れた2010年の2月、ぐり~ん企画を中心に高松損保とアイ・アール保険サポートの3社が合併。東京海上日動火災保険㈱の専属大規模代理店「COCOLO TOKIO」が誕生した。氏がこの新会社の代表に就任したのは、昨年9月1日付のこと。
 「経営理念は本当に大事です。言わば会社の目指す最終ゴール。これを社員にも徹底していますね」と、氏はその大切さを繰り返し強調する。現在、約20名の社員を束ねているのは経営理念だとも話す。
 「保険商品を通じて、お客様に安心・安定・安全をお届けすることが我々の使命であり理念です。これを徹底さえすれば、この先どんな時代になろうともお客様からご指名頂けるものと信じております」
 今後の展開について、新規事業などは一切予定していない。経営理念と本業に徹する姿勢だという。人口減に伴い契約数が減少する市場で〝パイの奪い合い〟が激化したとしても確実に勝ち残るための戦略だ。
 「強いて言うならば、今の事務所は賃貸なので私が社長のうちに自社ビルを構えたいですね。もちろん何年先になるのかは分かりませんが」と、最後は笑顔で目標を語ってくれた。
 趣味はゴルフ。休日は時間があればスポーツジムで汗を流しているのだとか。社員と顧客を惹きつけて止まない57歳の経営者。高松市出身。


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