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香川のキーパーソン

【(株)百十四銀行】 代表取締役専務執行役員 矢野年紀氏

谷益美さん

銀行が持つ総合的な人材力を地域に還元することが大切

  「今はトップセールスの時代であって、外へ出て、さまざまな業種の経営者の方に会わないとダメです。トップ同士がキチンと結びついていれば、誤解は生まれないのではないですか。」とハッキリ言い切る。
 今年4月に就任して以来、日々多忙なスケジュールをこなし精力的に動いている。個人、法人を問わず営業という名がつくものは、外国畑を含めて殆どに携わっている。

 昭和49年に入行して38年が過ぎた。生まれ育った香川を振り返ってみてわかることは、ここはオープンな県だということ。「昔から県外資本が多く進出している。来る者拒まず、受け入れやすい土地柄なのかもしれません。銀行も然りで、他県からも多く進出してきている。発想を変えれば、県外資本と地元資本が同じ土俵で戦うことで、揉まれ揉まれて生き残っているのでは。」と捉える。
 中小企業金融円滑化法案が来年3月で切れるにあたり銀行も大きな決断を迫られている。
 この件については、「営業店の支店長は、医者で言えば町医者であり、取引先の会社が元気になるようまず、現場をよく知る支店長がしっかりサポートしなければならない。そして町医者で不十分と思われるときには、総合病院として本部が全面的に支援をする。むろん3月以降も企業に対し応援していく姿勢は変わらない。香川には良い技術を持っている会社はたくさんある。
 厳しい今の時勢だからこそ、全面的に支援していきたいと思っています。地元を良くしないと我々の未来もないと思う。
 ただ香川県民は昔から慎重な気質がある。経済環境が激しい今の時期には、それがさらに表に出てくる傾向があるのでは」と語る。
 入行してからは、平成10年宇多津支店長、同16年高松支店長を勤めたが、その間は平成11年からの本店営業部副部長時代が長かった。営業店畑での仕事即ち現場最前線での仕事が圧倒している。
 地方で在るべき銀行とは、仕事だけでなく、総合的に人材力を地域に還元することが大切だと力説する。
 お客様には、銀行の考え方が理解してもらえるよう全力を挙げたいと力を込めた。
 趣味は、休日になるとクワを手に土いじりに勤しむ。さつまいもをはじめいろんな農作物を作ることが気分転換にもなる。
 61歳。高知大学卒。高松市出身。


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