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【(株)メガネのタナカヤ】 代表取締役社長 田中里佳さん

谷益美さん

いつも笑顔でいることが私の使命、父の残してくれた社員とともに社を育てていきたい

メガネのタナカヤは昭和13年の創業、この夏には創業75年の大きな節目を迎える老舗のメガネ専門店。今年3月父親である先代社長の急逝により、歴史ある家業を継ぎ三代目社長に就任した。

入社は平成17年4月のこと。
「メガネ業界とは全く別の仕事をしていた8年前、父から将来継いで欲しいという話がありました。私にそういう話があるとは考えてもいなかったので正直驚きました。

 しかし不安だらけで迷いながらも、嫌だという選択肢はなかったんです。どこかで家業を継ぎたいという思いがあったのかも知れませんね」
 社長に就いて初めての大仕事が社名変更。4月23日には、先代の遺志により社名を㈱タナカヤから、㈱メガネのタナカヤへと変更した。
 「社名だけでは何をしている会社かわからない。やはりメガネ店ということを知って頂ける社名にしたいという思いがありました。
 父から引き継いだ一番の財産は、社員の皆さん。現場に関してはベテランの社員が揃っているので、すべてお任せしています。
 父の葬儀にはお付き合いのあった方、社員OBの方もたくさん参列して頂きました。これからは父の代でお世話になった方々に、私が恩返しをしていきたい」
 大手資本の参入により業界の勢力図は大きく様変わり。自社の課題も見えてきたと言う。
 「地元で長く商売をさせて頂いていることが私たちの強み。しかし裏を返せば甘んじてしまっているところもあるはず。
 もっと良い意味で謙虚にやっていかなければ、お客様に良いものは提供できないと思っています。
 変えてはいけない部分、変わらなくてはならない部分、両面があると感じます。そういう意味で日々勉強ですね」
 南新町商店街活性化への想いも継承。南部3商店街の若手経営者ら20名ほどの集まりに参加、イベント支援等で積極的な取り組みをしている。
 父が遺した社の基本理念『人生は奉仕なり 商いは奉仕への道なり』にブレはない。「父の存在が大きすぎたので重責」と真情を吐露するが、奉仕の精神で『新生メガネのタナカヤ』を育てていける楽しみが笑顔の源となっているようだ。
 昭和54年1月生まれ。


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