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新型コロナ感染拡大防止の新プロジェクトを開始、県に寄付金

 新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした寄付プロジェクト「114てのひらプロジェクト」を、8月6日にスタートした百十四銀行(綾田裕次郎頭取)。
 感染リスクの高まる「3密」回避に繋げようと、スマートフォン取引等の利用を促し、その取引に実績に応じた寄付をするというもの。
 対象は香川県内店舗に口座を持つ個人および法人。
 対象取引は個人・法人ともインターネットバンキングの申込み・振込み、ペイジー払い、口座振替の申込み。さらに個人は114サリュカ、114スマート通帳サービス、114デジタル手続アプリの取引、百十四銀行アプリのダウンロードも対象となる。
 対象となる取引に、同行所定のポイントを設定し、期間中のポイント総数に応じた寄付を香川県に対しておこなう。
 寄付金は同行が全額負担するので、顧客負担はない。契約者がインターネット取引の利用を進めることで、寄付ができる仕組みだ。
 寄付金額はプロジェクト全体で最大600万円を予定する。
 同日、プロジェクトスタートに合わせ綾田頭取等が香川県庁を訪問。浜田恵造知事に第一弾の寄付金100万円の目録を贈った。
 プロジェクト実施期間は今年12月31日まで。


東讃発のビジネスコミュニティ『イチマエ』始動

 香川県東部の若手経営者の支援により、若者と地域の経済交流を生む新たなビジネスコミュニティ『イチマエ』が立ち上がった。
 東かがわJCメンバーが世話人を務めるが、『イチマエ』は任意団体として独立した運営をおこなう。代表世話人には三谷公二郎氏(三谷船具店取締役)が就き、大津勇吾氏(大津商店代表取締役)らが世話人としてサポートにあたる。
 地元事業者の課題を、若者が解決する機会を創出するもので、イチマエが依頼主となる事業者の経営上の課題を汲み取り、登録メンバーにビジネスとして紹介するというもの。
 登録メンバーは、やりたい仕事、具体的にやれる仕事がある全国の20歳代の学生および一般で、随時募集中だ。エントリー後に世話人とオンラインか直接面談を経て正式登録となる。
 依頼する事業者にとってはクラウドソーシングと違い、地域コミュニティを介することで顔が見える取引による安心感があり、専門家に依頼するよりコストを抑えた課題解決が可能となる。
 現在、依頼のあったWebサイト構築、賃貸マンションのリノベーション等の案件がマッチングした登録メンバーにより進められているという。
 登録メンバー、依頼事業者とも登録料、手数料等は不要。
 https://peraichi.com/landing_pages/view/ichimae
 写真左より世話人の大津氏、三谷氏、登録メンバーのひとり黒川慎一朗(大阪大4年)さん。


多田文房堂が本社新築。香川初のライブオフィス

 オフィス家具、文具、OA機器、リサイクル家具、感染症対策グッズの販売、オフィスのリニューアルなど、快適な職場環境づくりを支援する株式会社多田文房堂はこのほど新社屋を新築。7月15日より新拠点での営業をスタートする。
 移転先は高松市上林町501-1。県立図書館のすぐ南で、敷地面積は約400坪。
 同社事務所は香川県内初のライブオフィス。同社社員が実際に働くオフィスをショールームとして公開し、自社のオフィスイメージや働き方を考えてもらおうというもので、空間のあり方や使い方など「気づき」に繋がるヒントが盛り込まれている。実際の什器に直接触れることで、カタログやネットでは伝わらない質感を見極めた上で導入することが可能となる。
 事務所機能を2階に集約。一角には社員の休憩室も新設。1階はリサイクル家具のショールーム、多目的コーナーではランドセルフェアほか季節商品、トレンド商品などの情報を発信していく。
 ライブオフィス見学は要予約。
 9時〜18時。日曜、第二・四土曜定休。
 Tel. 087-887-0377



第27回 芦原科学賞贈呈式 大賞は大倉工業㈱

 (公財)かがわ産業支援財団(高松市 大津佳裕理事長)は7月2日、香川県頭脳化センターで「第27回芦原科学賞」の贈呈式を開き、大賞の大倉工業㈱をはじめとする3社をたたえた。

 大賞は大倉工業㈱(丸亀市 神田 進社長)の山下英之、銭瓶昌明、植松章人の3氏による、「ガスパック包装に利用するバリアシュリンクフィルムの開発」が選ばれた。
 大倉工業は、日本で年間643万トンも発生している食品ロスの削減に貢献するため、食品のロングライフ化に有用なガスパック包装用のバリアシュリンクフィルムを開発。精肉や鮮魚切り身は2日程度、畜肉加工食品は7日程度、賞味期限を延ばすことに成功した。また、パックの防曇性にも優れ、生鮮食品の見映えも向上することから、日本流通大手各社やコンビニが採用するなど、今後とも販売の増加が期待できる。

 功労賞は三豊市に営業所を構える東洋炭素㈱(大阪市 近藤尚孝社長)の町野 洋氏、尾藤信吾氏、冨田修平氏で、テーマは「工業炉用途炭素繊維強化炭素複合材料の製品開発とそれによる事業拡大」。

 奨励賞は㈲日本健康科学研究センター(東かがわ市)の所長 岩倉泰一郎氏の「皮膚上に耐水性被膜(フィルム)を形成する外用製剤の研究開発」。




ワム・オールアスリートステーションが7月3日オープン

 スイムチーム「WAMST」(渡邊治郎代表)は7月3日、スイミングスクールにフィットネスクラブを併設した新拠点『ワム・オールアスリートステーション』を開設。
 高松市香川町浅野998。塩江街道沿いに約2,300坪の敷地を有し、一部2階建てで延床面積は約440坪。
 スイミングプールは25メートルが7レーン。うち2レーンは競泳選手育成レーンとして、日本水泳連盟の公認スタート台、背泳ぎ用のスタート補助装置であるバックストロークレッジを完備する。全長6メートル、水深0・6メートルの幼児用プールも用意した。
 プールは、優れた除菌力があり肌への刺激が少ない電解次亜塩素酸水を生成して使用。
 一方、フィットネスは健康維持、機能改善にウエイトを置いたコンディショニングマシンと、アスリート志向のマシンを完備しており、全国で人気の株式会社鍛錬(滋賀県)製を揃えた。フィットネスルームには、運動機能向上や疲労回復など体のコンディショニング維持に効果を発揮する、高気圧酸素ルームを四国内のスイミングスクールでは初めて導入した。その他、1階にはサウナルーム、プール・フィットネスそれぞれ男女別の更衣室を配置している。
 プールを見渡せる2階は保護者等の観覧スペースと授乳コーナー。一角には多目的スペースを確保しており、今後ヨガ教室やイベントなどに活用する考えだ。
 会員制で、法人会員や1日利用のスポット会員なども設定。
 120台以上駐車可能。
 電話087-879-1126