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今年は「ユニバース」外れる/「ミス・ジャパン香川大会」挑戦者募集、7月20日まで


 世界中の女性たちが美を競い合う国際コンテスト「2018ミス・ユニバース・ジャパン」の香川大会が昨年10月、高松テルサ(高松市屋島西町)で開かれ大盛況。主催者を設けた地方大会として、香川県で開催されたのはこれが初めて。グランプリに当時女子高生(英明高校3年)の京極ひなたさん(現大学生)が選ばれたことは記憶に新しい。
 今年は諸事情があり、「ユニバース」が外れた「2019ミス・ジャパン」として開催されることが7月上旬、分かった。昨年の大会と同様、まずは各都道府県で開かれる地方大会(予選)を通じて代表者を決定。その後、各代表者らは東京で開かれる日本大会(最終審査)に出場し、国内の頂点を決める。グランプリには賞金として一千万円が贈られる。
 今後の大まかなスケジュールについては、7月〜9月にかけて出場者(ファイナリスト)を確定、10月〜来年2月にかけて地方大会、来年6月に日本大会が開かれる予定。
 現在、「2019ミス・ジャパン香川大会」を主催する㈱エルネストジャパン(永原いさよ社長)がエントリー者を受付中だ。応募用紙に必要事項を記入し、「上半身」と「全身」の2枚の写真を添付して同社宛に郵送する。エントリー資格は2019年1月1日時点で、年齢が18歳以上27歳以下であること。県内外問わず、日本国籍で未婚の女性なら誰でも参加できる。身長制限なし。語学スキルも不問。ただし、未成年の場合は応募用紙に保護者の自署・押印が必要となる。
 審査のポイントは外面と内面の美。応募締切は7月20日必着。書類選考後、合格者のみに連絡がいく。合格者は今年の「さぬき高松まつり」の一部催しに参加できる。応募用紙は同社のフェイスブックで確認できるほか、〈jzbrave@ybb.ne.jp〉に問い合わせて取り寄せる。
 一方で、今年は同社が独自に行う、輝く男女を表彰するコンテスト「HanaGawaアワード」も開催する。この企画は年齢制限なし。子どもから年配まで、性別問わず誰でも参加できる。8月から募集を開始する。
 特典として香川大会ファイナリストと、HanaGawaアワード受賞者数名に、香川県を舞台に撮影するインディーズ映画の出演が約束される。映画は全国公開を予定しているという。
 これら応募用紙の郵送先は次のとおり。
〒761-0104
高松市高松町2414-6-103
㈱エルネストジャパン
「2019ミス・ジャパン香川大会」宛


「高松ー東京(羽田)線」が就航55周年/日本航空の役員ら高松空港でセレモニー

 日本航空の国内定期路線「高松ー東京(羽田)線」が7月1日で就航55周年。これを記念し同日朝、高松空港の搭乗口でセレモニーが開かれ、さぬき讃フルーツ大使の藤井美尋さんや日本航空の客室乗務員が搭乗客らに記念品として、さぬき讃フルーツと搭乗証明書を配った。
 同路線は1963年7月、日本航空の前身航空会社「富士航空」が就航し、40人乗りのプロペラ機(コンベア240型)でスタート。現在はジェット機で毎日7往復、平均搭乗率は75%に上るという。
 また日本航空は、地域活性化を目的に始めた「JAL 新・JAPAN PROJECT」の一環として、香川県およびJA香川県と連携し、「さぬき讃フルーツ」のブランド化に取り組んでいる。第一弾は先頃、キウイフルーツ「香緑」を使用したパン(デニッシュ)を、これに続く第2弾として今回、香川県産苺「さぬきひめ」100%のピューレをかけたソフトクリーム、題して「さぬきひめプレミアムソフトクリーム」を開発。価格は648円(税込)。7月から高松空港と羽田空港、都内(皇居)の売店で販売している。
 セレモニーには、日本航空の中野星子執行役員や高松空港運営会社・高松空港㈱の渡部哲也社長、西原義一副知事らが出席。あいさつで中野執行役員は、この日を迎えられたことに感謝の意を述べ、「これからも皆様に愛される路線になれるよう社員一同、精一杯頑張りたい」と意気込みを語った。
 その後、藤井さんらがスタンバイし、11時25分(高松)発の便を利用する搭乗客にハウス栽培の温州みかん「小原紅早生(おばらべにわせ)」や、ぶどうの「シャインマスカット」などを手渡し、さぬき讃フルーツをPRした。


高松空港と県外を結ぶ初の定期路線/「高松ー祖谷直行バス」7月1日運行開始へ

 琴平バス㈱(仲多度郡琴平町 楠木泰二朗社長)と高松空港㈱(高松市香南町 渡部哲也社長)が協力し7月1日、高松空港と徳島県の祖谷地区を結ぶ直行バスの運行をはじめた。高松空港と県外を結ぶ定期路線は今回がはじめて。
 瀬戸内に広がる島へのアクセス抜群な「JR高松駅」を出発地点に、高松空港、琴平、大歩危・祖谷地区の観光エリアを順に廻る。毎日1日1往復。日帰りできるコースになっていることから高松の宿泊者増、加えて高松空港の利用者増に一役買う。
 新路線の運行スケジュールについて、まず往路は朝9時に高松駅を出発し、高松空港(9時45分発)、こんぴら参道口(10時25分発)、祖谷ふれあい公園などを経由、12時10分に観光施設の「かずら橋夢舞台」に着く予定。かずら橋では110分停車し、フリータイムを設ける。その後、「大歩危峡まんなか」へ。復路は15時35分にかずら橋を出発し、高松空港には18時15分、高松駅には19時に到着する予定になっている。料金は大人で片道二千五百円。切符は琴平バスのウェブサイトなどで販売している。
 バスの外観は「直島」や「祖谷」をモチーフにした色鮮やかなデザイン。乗車定員は28人。空席が出た場合は「天空の村 かかしの里」(徳島県三好市東祖谷)のかかしをモデルにした人形を「仮想乗客」として乗せる。また、後部客席には古民家風の「囲炉裏(いろり)」(シート4列分)を設置。鑑賞用で、停車中に自由に写真を撮って楽しめる。この仕掛けは国内で初という。
 6月28日に開かれた会見で、楠木社長は「四国や瀬戸内エリアに足を運んでいただけるお客様が増えれば」、渡部社長も「これは本当に観光の幅が広がる」と期待を寄せた。


「10万人署名、高松市に」/高松城の復元を進める市民の会が大西市長に陳情書

 地元の経済団体らで組織する「NPO法人高松城の復元を進める市民の会」(古川康造理事長)が6月28日、高松市防災合同庁舎に訪れ、古川理事長が大西秀人高松市長に対して高松城の天守再建を求める10万人署名の報告、加えて陳情書を提出した。
 署名(活動)は高松城を再建するにあたり、なんといっても民意が欠かせないとして同会が2016年8月にスタート。これまで玉藻公園など高松市内を中心に協力の呼び掛けを行い、開始から僅か1年10ヶ月(同月17日)で目標の10万人署名を達成した。
 署名は高松市を通じて文化庁に提出し、天守復元を望む市民らの熱意を伝える。陳情書には高松城が復元されることで玉藻公園の年間入園者を増やせる等々、さらに観光客を呼び込める費用対効果などが明記されている。
 この日、古川理事長は「市民のほとんどの方に快くサインしていただいた。高松市にも(復元に向けた)さらなるご支援をお願いしたい」と要望。一方の大西市長も天守復元には賛成の意を示しており、「10万人署名という心強い後押しを、しっかり文化庁に届けたい」と期待に応えた。
 その後、会員らも天守復元の応援歌「高松城」がカラオケで歌えるようになることや、この応援歌に合わせた踊りがあることなどをアピールした。   


さぬき讃フルーツ/キックオフイベント開催

 糖度など一定基準を満たした高品質な県産果物「さぬき讃フルーツ」の夏果実の本格的な出荷開始に合わせ、「サマーキャンペーン2018」のキックオフイベントが6月20日、高松市丸亀町壱番街前ドーム広場にて開催された。
 同キャンペーンは、さぬき讃フルーツのおいしさと魅力をより多くの消費者に知ってもらうため、6月23日(土)高松三越を皮切りに8月までの期間、県内主要取扱店等での試食宣伝などを実施するもの。
 現在、県が認定するさぬき讃フルーツは8品目15品種。これからのシーズンは温州ミカン「小原紅早生」やビワの「なつたより」、桃や社員マスカットなど多くの品種が出回る。
 同日会場には県、JA香川県、さぬき讃フルーツ生産者、市場流通業者の各代表が出席。また、先般行われた初競りで過去最高の一箱万円の値が付いた小原紅早生も展示され、来場者から注目を集めた。
 主催者挨拶にて浜田知事は「さぬき讃フルーツは食物繊維やビタミンが豊富に含まれていることから、健康面からも注目されている。今後も高品質なフルーツを県民の方々にお届けしていきたい」
 と述べる。
 その後開かれた試食会では、6月よりさぬき讃フルーツ大使に選任された藤井美尋さん、和泉菜乙さんが一口サイズにされたフルーツの盛り合わせを会場にいた子連れや主婦に手渡し、県産フルーツのPRに努めた。