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6月25日号

 6月9日、新規事業に進出する香川県内の地元企業を応援する「香川ニュービジネス協議会」が設立された。
 同組織は、1985年に全国レベルで組織される「社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)」の下部組織として設立。四国では、徳島に次いで2番目。あわせて6月11日に、徳島の同組織と連携し、四国ニュービジネス協会もたちあげている。
 組織の設立により、14団体・会員総数約三五〇〇社を擁する「全国ニュービジネス協議会連合会」の組織力、人的ネットワークを活かすことができる。香川にいながら、全国・国際レベルのニュービジネス情報を掴み取れる情報ネットワーが提供されることは、起業家にとって、明るい一つの活路を見いだせそうだ。 
 これにより、独創的なビジネスアイデアや技術を触発し、地域の潜在力を掘り起こしができる下地環境ができ、新しい市場を切り開いていく実践力、実現力を一気に高めてくれるものと思われる。


6月15日号

 7月15日からの定期チャーター便運航を目指す春秋航空(上海市 王正華董事長)は、6月2日と5日に初のチャーター便を高松空港に飛ばした。第一便には母体となる上海春秋国際旅行社が主催したツアー客140名と、上海市の担当者や現地のマスコミ、春秋旅行社スタッフなど40名の計180名、満席で到着した。
 高松空港国際線ロビーには歓迎の飾り付けと琴の生演奏が流れる中、浜田知事はじめ県や市、観光団体等の関係者が並び、ロビーに出てくる到着客を直接歓迎した。香川への第一歩を記した旅行客達、一人ひとりに高松ゆめ大使が土産物を手渡し、嬉しそうに受け取っていた。また、マスコミからの取材を受ける光景も至るところ見られ、歓迎ムード漂う会場を記念写真を撮る姿も。


6月5日号

 (社)香川経済同友会は5月23日、平成23年度の通常総会を開催した。
 会場の全日空ホテルクレメント高松には、159名の会員が出席した。
 まず今年度、代表幹事を務める松田清宏氏が挨拶。東日本大震災における支援活動への感謝を表したのち、昨年度を振り返り「瀬戸内国際芸術祭をはじめ、香川に光が当たるイベントが多く実施され、世界へ発信をすることができた」ことへの、同友会の有効的な関わりを評価。また新知事への提言を通して、同友会の存在意義を伝えられたとした。
 その上で今年度は「まず自分たちができることをしっかりやっていくことを基本として、がんばろう日本を具現化」することを推進する。そして、経済同友会活動の原点である委員会活動を通じて、国の復興が地域主権の議論の先にあることを積極的に提言。また人口減少問題に触れ、定住人口の拡大に少しでも貢献したいと持論を述べた。