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2月25日号

 安倍内閣の掲げる「地方創生」の取り組みを強化するべく、百十四銀行(高松市亀井町5-1 渡邊智樹頭取)は、このほど営業統括部内に「地方創生デスク」を新設した。
 昨年末に閣議決定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、地方公共団体が「地方版総合戦略」を策定・推進するにあたり、産官学金労等の連携が求められている。これにあたり、地方を代表する金融機関である同行では、この策定から実施・検証に至るまで、全面的にサポートしていくもので、県内でのいち早い取り組みに期待が集まっている。
 各地方公共団体との円滑な連携を図るため、下記担当営業店の支店長を窓口責任者に任命。地方公共団体への情報提供や「地方版総合戦略」の企画・立案サポートなどにより、地域経済の持続的な発展に寄与するべく、取り組んでいくことになった。
 以下、渡邊頭取のコメント。


2月15日号

 今治造船㈱(愛媛県 檜垣幸人社長)は、丸亀事業本部(丸亀市昭和町)の隣接地に大型新造船建造ドックを新設することを発表した。
 世界最大級のコンテナ船11隻を受注したことを受けて、新ドック建設を決定したもの。既に国土交通省のドック建設許可は取得しており、今月着工し、来年10月の完成を目指す。
 同社のドック新設は2000年完成の西条工場ドック以来で、投資額は約400億円を見込んでいる。県下では久方ぶりの大型投資で、地元経済界ではその波及効果に期待も大きいものがある。
 建設場所は、丸亀市土地開発公社より払い下げを受けた、丸亀事業本部隣接の埋立地。計画では、敷地約10万㎡に長さ約600m幅80mの大型新造船建造ドックを新設する。
 施工はりんかい日産建設㈱・㈱大林組・東洋建設㈱の共同企業体が担当する。


2月5日号

 JR四国(高松市 泉 雅文社長)はグループのホテル運営子会社3社の合併を決定。3社の株主総会での承認は得ており、合併は今年4月1日を予定する。
 同社グループは「ホテルクレメント」の名称で、高松、徳島、宇和島に地域毎の運営会社を持つが、一本化によりクレメントとして共通化したサービスを提供し、営業強化、人材育成に取り組む。また経常黒字を計上する高松に対して、赤字体質となっている徳島、宇和島の両ホテルを合わせ経営効率化を進める。
 存続会社はJRホテルクレメント高松を運営する㈱ジェイアール四国ホテル開発(高松市 木下典幸社長)。平成9年設立の同社は資本金一億円、社員数(契約社員含む)一五二名。平成13年5月に開業した地上20階、地下1階で宿泊300室を誇る中四国屈指のシティホテル。
 消滅会社は次の2社。


1月15日号

 あなぶきエンタープライズ(高松市 冨岡徹也社長)のサービスエリア事業部が運営する、さぬき市の「津田の松原SA」上下線。
 香川県内のサービスエリアは、津田と豊浜しかないため、高速道路利用者のオアシスとして多くのドライバーや観光客が立ち寄る人気スポットだ。この年末年始も駐車場に長い列が続いた。
 SAは土産物購入や食事の場としても存在感を高めており、津田の松原SAでも情報発信に努めている。特に津田の場合、高速バス停留所となっているため一般道からのアクセスも可能で、より立ち寄りやすいSAでもある。
 讃岐ならではのオリジナル商品を提供することで地域活性化を目指す同社は、あなぶきグループの強みを生かし、プライベートブランドの開発も積極的に進める。
 同SA限定商品およびPB商品を対象とした人気ランキングは次の通り。


1月5日号

 全国から「ご当地うどん」「年明けうどん」の業者が、高松・サンメッセ香川に大集結し、第1回「全国年明けうどん大会2014inさぬき」が、旧ろう13、14日の二日間、大々的に開催された。
 会場内では、地元勢を含めて北海道から沖縄まで、自慢のうどんをブースに持ち込んだ店の総数は25業者に及び、朝10時から食べ比べが一斉にスタート。
 秋田の稲庭うどん、群馬の水沢うどん、長崎の五島手延うどん、山梨のほうとう、三重の伊勢うどん、愛知のきしめん等々、それぞれブースの前で呼び込みを繰り広げていた。
 人気の高かった北海道の美瑛カレーうどんは午前中に早々完売し、その後も人気のあるうどんブースは、完売の張り紙が続々と出現する有様。
 また13日初日には、「平成26年度『さぬきの夢』技能グランプリ」の表彰式が挙行された。
 栄えある農林水産大臣賞は、「さぬき麺市場林中央インター店」の丸岡光男氏に輝いた。