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6月5日号

 (一社)香川経済同友会は、「令和元年度通常総会・創立30周年記念式典」を5月27日、JRホテルクレメント高松にて開催した。
 会場には会員や産官学など約210人が出席。平成とともに歩んだ30年間の歴史を振り返り、令和においての地域活性化に向け決意を新たにした。
 通常総会において役員改正が発表され、新代表幹事に合田耕三氏(㈱合田不動産 代表取締役社長)が選任。任期は2年。合田氏は宮本吉朗代表幹事(㈱アムロン 代表取締役会長)とともに代表幹事を務める。代表幹事を退任した矢野年紀氏(四国興行㈱ 代表取締役社長)は特別幹事に就任した。
 令和元年度事業計画では、▽持続的成長の視点▽働き方改革の推進▽地域の重要課題が上げられた。
 また、活動方針では、基本方針の中心に「SDGs(持続可能な開発目標)」を据え、13の委員会にて実質研究を推進することで、積極的な提言活動を行いながら、目的を遂行していく方針だ。


 記念式典の開会にあたり宮本代表幹事は「この30年間は激動の時代であり、時代が瞬く間に変化しているように感じている。今後も先見性と積極性を持って、地域のオピニオンリーダーとして活動に努めていきたい」
 と、式辞を述べた。
 来賓では浜田知事と四国経済連合会より千葉 昭会長が登壇し、同会の今後の活躍にエールを送った。
 続いて行われた記念講演では、(公社)経済同友会前代表幹事であり、㈱三菱ケミカルホールディングス取締役会長の小林喜光氏を招き、「地球と共存する経営」が講演された。
 小林氏が発刊した「危機感なき茹でガエル日本」の内容に触れつつ、居心地の良いぬるま湯のような状態に慣れきり、変化に気づけずに致命傷を負ってしまうビジネスに警鐘を鳴らした。
 その後、祝賀パーティーが盛大に開催されるなど、会場は大盛況のうちに幕を閉じた。


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