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4月15日号

三宅産業(株)(観音寺市坂本町7-2-10 三宅慎二社長)は、香川県が初めて取り組む県有施設活用「屋根貸し事業」第一弾として、高松工芸高校屋上にて太陽光発電設備を設置、稼働を始めた。

香川県は、再生可能エネルギーの導入を促進するため、県有施設の屋根を民間事業者に貸し付けし、太陽光発電事業を実施している。

昨年秋に公募を行ったところ、三宅産業が事業候補者として決定し、高松工芸高校屋上にて設置工事を進めていた。

同校東館屋上に設置された太陽光発電システムの名称は、「三宅産業高松工芸発電所」(高松市番町2-9-30)。

屋上部分181m2を使い、250w出力の東芝製太陽光パネル108枚を設置。発電量は、一般家庭7世帯相当にあたる約28000kwを見込んでいる。四国電力に対する売電は3月24日から既に開始している。

一方、同社が県に支払う賃貸料は年間18100円(181m2×100円)で、賃貸期間は20年となっている。

この発電所は、パワーコンディショナーごと(三カ所)に非常用電源として使用できるコンセントを設置した。

また遠隔監視システム「エコめがね」を利用することで、色々な単位時間ごとの発電状況が学校のパソコンから見えるようになっており、生徒に対する再生可能エネルギーの啓発にも繋がるとしている。

3月28日に挙行された竣工式には、三宅社長、香川県から工代祐司県環境森林部長、渡邊晋二高松工芸高校校長の3名がテープカットに臨んだ。

三宅社長は、「県有施設屋根貸し事業第一号に選ばれ光栄に思っている。太陽光発電の取り組みは15年前から行っており、今までの累計で1300件竣工している。県下ではナンバー1だと自負しているが、ただ全て民間で占めており、官公庁関連の太陽光発電はなかった。今回初めて屋根貸し事業に関われた。

今後も県有施設の屋根貸し事業で条件が合えば、積極的に名乗りを上げたい」と語っていた。

同社は、太陽光発電事業に精力的に取り組んでおり、昨年10月には三豊市山本町にてソーラーパネル約2500枚を使い約680kwを発電する産業用太陽光発電「サンサン1号発電所」を稼働。

同じ10月には三豊市豊浜町にて約2500枚、約613kwを発電する「サンサン2号発電所」を稼働。

引き続きサンサンシリーズ3、4、5各産業発電所が、三豊市財田町、観音寺市粟井町、三豊市山本町にて建設中で、今年中の稼働を目指している。

目次

  • HOTインタビュー
    谷口建設興業(株) BESS事業部担当 谷口雄紀氏
  • WOMEN'S REPORT
    高松ゾンタが被災地を訪問
  • 県有施設「屋根貸し事業」第一弾、高松工芸高屋上に太陽光発電 三宅産業(株)
  • 高松観光プロモーション事業の認定5事業が決定
  • かがわ産業支援財団と香川短期大学が協力協定を締結
  • Gマークの屋根材を全国向けに提案 (株)川上板金工業所
  • 高松人間力大賞2014のグランプリ決まる 高松青年会議所
  • 春秋航空が高松-上海線を週4便に増便
  • 第20回「建築・建材展2014」に出展 (株)エヌビーエム
  • 金陵、綾菊、森國がうどんに合う酒を発売
  • 香川県中小企業家同友会と高松市が連携し災害時の計画作成
  • 世界にはばたけ!かがわ6次産業化推進大会開催
  • 関西風、広島風に鉄板焼きも揃うお好み焼き店「おたふく蔵」が10周年
  • ぴっぴ家さぬき陸前高田総本店がグランドオープン
  • 提案
    高松・片原町エリアに西武百貨店!?
  • BOOK
    星野リゾートの事件簿
  • チャレンジする香川のトップ
    ライオンズクラブ国際協会336-A地区 ガバナー 松前龍宗氏
    日本ケミフェルト(株) 代表取締役社長 吉田寿氏
    uacocoアカデミースタジオ&アトリエ 主宰 中村耕二氏
  • 今輝く女性
    Office123 代表 谷益美さん
  • PHOTO TOPICS
    うどんに合う酒を考える会
    香川オリーブガイナーズ
    レインボーロードフェスタ
    ナイトスポット
    かがわバスまつり
    かがわ希少糖フェア
    奈良茂子氏市政功労賞受賞
    扇の会
  • グルメレポート
    海味匠 吉内

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