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【野村證券㈱高松支店】 支店長 竹田賢司さん

 160ヶ店を超える店舗の中でも、13番目に開設された歴史ある高松支店は、今年で80周年を迎える。
 今年3月、辞令を受けて本社金融法人部次長より赴任。「伝統ある名門の高松支店長を拝命したことは光栄なこと」としながらも、「気負わずに、法人・個人を問わず、すべてのお客様のために支店一丸となって地道に全力を尽くしたい」と、あくまでも自然体で結果を出すことにこだわる。
 眉目秀麗で183センチと長身。理路整然と話を進めるクールな印象もあるが、その心は熱く燃える好漢でもある。
 「愛社精神や仲間意識が強く、みんなが助け合って目標を達成していくのが野村證券の特徴。高松支店もこの節目を飾れるよう、全員が今以上に強い絆で結ばれ、成果を残していけるよう盛り上げていきたい」
 と笑顔をみせる。

 

 会社としても旧来の証券会社から脱皮し、「フルラインナップでお客様の悩みやご要望に対応していくこと」に注力。相続や不動産、ローンの相談、事業承継、M&Aなど守備範囲の広い総合金融機関としての基盤を確立するべくチャレンジが続く。
 その中で一人ひとりのスキルアップは避けて通れない課題だが、「明るく楽しく仕事に取り組める環境作りも私の大切な仕事」と捉え、その成果として高い顧客満足度や、高松における支店の存在感向上に繋げていく。
 思い出深いという本社企画課長時代には、新商品・サービスの企画や営業店への情報発信等を担当。当時の副社長や専務など、リテール営業部門のTOP3と三年間、毎日朝一番に会話をし、経営陣と営業店を橋渡しする心臓部を担ってきたことを懐古する。
 香川は「旅行でちょっと立ち寄った程度」だったが、街の風景や瀬戸内海、そこに浮かぶ島々や自然の美しさ、またうどんを代表とする食べ物の美味しさにすっかり惚れ込んだ様子。「出張などで県外に行っていても、早く高松に帰りたいと思うようになってきた」という嬉しいコメントも。
 「転勤族ではあるが、地元経済やコミュニティなどに積極的に参加し、地域を盛り上げる歯車になれれば」と関西人らしいフランクな心で高松に足跡を刻む。
 滋賀県出身で、熱狂的な阪神ファン。関西学院大卒、42歳。


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