1月15日号
帝國製薬㈱(東かがわ市 藤岡実佐子社長)は、韓国のMEDIPOST Co., Ltd.の子会社であるメディポスト㈱(東京都港区 アントニオ・リー代表取締役)との間で、メディポストが変形性膝関節症治療製品として開発中のヒト臍帯血由来間葉系幹細胞(hUCB-MSC)について、日本における販売提携契約を締結した。
メディポストが日本において変形性膝関節症治療のために開発している新しい再生医療等製品で、既に第3相臨床試験の最終症例の最終観察を完了し、製造販売承認申請に向けた準備が進められている。
韓国では、MEDIPOST Co., Ltd.が2012年に変形性膝関節症治療製品「CARTISTEM」として発売、これまでに3万5千人以上の患者に使用されている。
今回の契約に基づき、メディポストが同製品の製造販売承認申請に関する責任を負い、製造販売承認を維持、帝國製薬は流通・販売・情報提供活動を担う。
同製品は、韓国での臨床試験において、変形性膝関節症患者における軟骨再生能力を示しており、日本において変形性膝関節症治療製品として開発されている。変形性関節症の関節における炎症性微小環境に応答し、成長因子、サイトカイン、リガンドを含む多様な生理活性物質を放出。また、関節腔内の損傷した軟骨へ外科的に直接投与されるこれらの細胞は、軟骨分解の抑制、軟骨前駆細胞の分化促進、炎症シグナルの低減に寄与し、その結果、変形性膝関節症の根本的な変性・炎症プロセスに作用し、軟骨再生と長期的な疼痛緩和を促進することが期待されている。
帝國製薬は変形性膝関節症に対して、㈱レクメドが現在国内で第3相臨床試験を実施中のNaPPS(ポリ硫酸ペントサンナトリウム)を有効成分とする皮下注射剤に関する日本国内の独占的販売権を有しており、今後は整形外科領域の担当者を100名規模へ拡充し、一層の取り組みを強化する。
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