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12月15日号

 磁気治療器製販の㈱ホーコーエン(宇多津町 黒川武彦社長)はこのほど、本社兼工場を新築移転。社名もメーカーとしてのブランド強化を図るため、旧社名の芳香園商事㈱から変更した。
 新本社の所在地は綾歌郡宇多津町2628-998。宇多津町北部、大橋団地の北側に位置する。
 海に面した敷地は約1000坪で、延床300坪の平屋建ての本社兼工場を整備した。総投資額は約3億円。
 生産能力は旧本社工場(宇多津町浜五番丁)の約十倍となり、月産一万台の製造が可能になった。
 同社は医療品他製造販売の芳香園製薬㈱(宇多津町)の事業開発部門より独立し、平成7年に設立。自社開発の磁気治療器を製造するとともに日本国内、アメリカや東南アジアをはじめ海外で販売し、順調に業容を拡大してきた。
 同社の主力商品は、平成9年より販売する交流磁気治療器「リラクゼーションパーク」シリーズだ。


 磁気治療器は、身体に磁気を与えて、血液循環を活発にしてコリや血行の改善に繋げる。交流磁気治療器は、N極とS極が固定した永久磁石とは違い、交流電気によってN極S極を一秒間に50/60回変転させることで、体内に揺さぶり効果をもたらし、より効果的に血行の改善を図る。
 リラクゼーションパークシリーズでは、ソファなどの上に敷いて使用するシートクッションタイプ、身体に巻いて使用するベルトタイプが販売されている。

▼今期は売上倍増を目指す

 同社の前期(24年6月期)の売上高は10億円、経常利益は2億円。今期の売り上げ目標は、倍増の20億円を掲げる。
 この売上倍増計画の裏付けとなるのが、新工場による生産能力の拡充、直営店舗の拡大、そして新商品の開発・発売だ。
 同社は近年、市場規模の大きい首都圏を中心に直営店舗を出店している。現在12店の直営店を3年以内に100店舗へ拡大する計画だ。
 こうした積極経営の背景には、リラクゼーションパークシリーズの好調な売れ行きと、独自の開発力がある。同社は今年7月より香川大学医学部と共同研究を開始しており、新本社では研究開発室および産学官プロジェクト室を新設している。
 「現在、美容と脳に関連する研究開発を進めている。データの裏付けが整い次第、新商品として随時発表していく」(黒川宗彦常務)
 また新本社では一般向けにも開放する「磁気のふしぎ博物館」を設置。同社が磁気治療の分野で長年研究を重ねてきた成果を基に、一般生活者に磁気について理解を深めてもらえるよう展示・体験施設として整備した。
 「パソコンやモーターなどの身近なものから、リニアモーターカーといった最先端技術まで、磁気の活用例は大変幅広い。博物館では子供から大人まで楽しく磁気を学べる展示物を用意しており、広く来館を呼びかけていく。」と同社の研究開発室長で博物館館長を兼務する松本正美氏は語る。
 博物館の開館時間は10時~17時で、土日祝日は休館。
TEL.0877-49-6310
http://hokoen.com/


目次

  • トップに聞く
    ラ・ファミーユ 代表取締役社長 千切谷耕一郎氏
  • (株)ホーコーエンが本社を新築移転
  • 輸入車5ショールームの改装完了 関西自動車(株)
  • 初の2×4企画住宅「元気ハウス」を投入 (株)明徳ホーム
  • レアシュガースウィートを家庭向けに販売 (株)レアスウィート
  • 香川銀行が特別協賛する6時間リレーマラソン参加者募集中 テレビせとうち
  • 住宅売却専門部門「売りま専科」稼働 ㈱アーバンプロパティーズ
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