「全国年明けうどん大会２０１５inさぬき」が12月12・13日に、サンメッセ香川（高松市林町）で盛大に開催された。
　大会には北海道から沖縄、台湾のご当地うどん25店が参加。日本の著名なうどん処である讃岐・稲庭・水沢・長崎をはじめ、各地の事業者が趣向を凝らした紅白うどんを食べ比べる、来場者で終日賑わった。
　大会は、白色のうどんに紅い具材を乗せた「紅白うどん」を、正月に食べてもらう習慣を広めるのが狙い。紅白うどんは、さぬきうどん振興協議会が２００８年に商標登録申請し、０９年の正月より普及に乗り出している。全国年明けうどん大会は、紅白うどん普及の一環として昨年より開催されている。　
　12日のオープニングセレモニーの後には、県産小麦粉「さぬきの夢」うどん技能グランプリの表彰式が行われ、最高賞の農林水産大臣賞に輝いた、㈲日の出製麺所（坂出市）の三好　修社長に表彰が授与された。

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　また二日間にわたって「うどん県副知事」の要　潤さん（俳優　三豊市出身）がトークショーや、クッキングショーなどステージイベントに出演。紅白うどんの普及に一役買った。また香川町出身のシンガーソングライターのｍｉｍｉｋａさんによるスペシャルライブ、会場レポートが行われ、大会を盛り上げた。
　全国うどん出汁飲み比べやさぬきうどん手打教室など、体験イベントも好評だった。
　13日15時のグランドフィナーレでは、浜田知事、要うどん県副知事、ｍｉｍｉｋａさん、出店した25店の関係者がステージに登壇。25店の代表が「年明けうどんをそれぞれの地域で提供し、うどんで日本を元気にしていきたい」との共同メッセージを発表。浜田知事、要副知事が「年明けうどんで２０１６年に幸せが訪れるように」と挨拶、幕を閉じた。
　県下では75店のうどん店で、年明けうどんを提供。店舗により提供期間が異なるが、１月11日まで、または15日まで提供する店舗が多い。
　年明けうどんの提供店情報は、県産品紹介ポータルサイトから得られる。　　http://www.kensanpin.org/

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