新鮮市場きむら（高松市　木村宏雄社長）は、高松市内二店舗の大規模小売店舗立地法の申請を行った。新設予定日は香西店が10月16日、春日店が同30日を予定している。
　香西店の所在地は高松市香西東町333-4ほか。県道33号線沿い、ホームセンターダイキ香西店の西隣で集客は相乗効果が狙える。
　商圏人口は２km圏内（香西南町および東町・郷東町・鬼無町界隈）で1万765世帯となっている。
　店舗の概要は、敷地面積が6084㎡、店舗は平屋建てで店舗面積は1357㎡。駐車場は87台分で、駐輪場は40台。営業時間は７時～24時。
　春日店の所在地は高松市木太町2794ほか。県道155号線から一歩北に入った、旧鎌田鋳工所跡地。市道木太東浜線に接し、周辺は住宅や市営団地、集合住宅の集積度が高い。
　商圏人口は１km圏内で5745世帯となっている。

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　店舗の概要は、敷地面積が7958㎡、店舗は平屋建てで店舗面積は1379㎡。駐車場は112台分で、駐輪場は40台。営業時間は７時～24時。
　同社は昨年７月に岡山・玉島店、10月に白鳥店、11月に岡山福成店の三店舗を新規開業している。今年の出店は香西店・春日店の二店を計画しているが、同じ月で二店出店は初となる。

惣菜加工・物流センターを新設

　「新鮮市場きむら」を、香川県下で十二店舗、岡山で五店舗運営する㈱きむら（木村宏雄社長）は、拡大する店舗網に対応するため、惣菜加工場・物流センターの新設を決めた。
　所在地は高松市国分寺町福家甲1255-20。国道32号線沿い、香川トヨタ自動車ルート32中央店の北西300ｍ。旧高松市内にもほど近く、国道32号線での中西讃各店へのアクセスにも優れる。高松西および府中湖スマートインターチェンジへもアクセスしやすく、高速道を使った東讃や岡山への配送には好立地である。
　惣菜加工場は平屋で390㎡、６月の稼働を目指して整備中だ。投資額は約2億800万円で、新規雇用は10名を計画している。同加工場は香川県と高松市の企業誘致条例に基づく助成対象となっている。
　惣菜加工場では、各店舗で販売する惣菜のパック化まで行う。従来は各店舗で惣菜加工を行っていたが、一括製造で製造コストを抑え、生活者により安価に美味しい惣菜を提供する。
　また単身世帯や高齢者世帯向けの個食、少量パック惣菜の開発にも今後は新加工場で力を入れていく。
　今回の高松市内二店出店のドミナント化加速は、惣菜加工場の新設計画に起因するところも大きいものがある。物流センターの新設により配送コストを低減、競争力はより高まるからである。
　同社は中期で売上高300億円を目指しており、香川・岡山で年二～三店の出店計画を掲げる。惣菜加工場・物流センターの新設は300億円構想実現に向けた大きな一歩となる。　　　　http://www.skimura.jp/

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