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10月25日号

 百十四銀行(高松市 綾田裕次郎頭取)、阿波銀行、伊予銀行、四国銀行で構成する四国アライアンスは、企業の株式上場支援などによる四国経済活性化を目的に、㈱東京証券取引所(東証)と四国創生に向けた基本協定を締結した。
 同協定に基づき、四国アライアンス4行および東証は、各行の営業地域における企業の成長支援や株式上場の促進などを進めていく。具体的には、上場を目指す企業に対して東証が運営する市場第一部、第二部、マザーズ、JASDAQ市場への上場や、限定した投資家向けに上場基準を緩和したTOKYO PRO Market市場の活用に関する広報・支援活動等を行う。
 さらに資本市場に関連する様々な分野において、情報交換や知見の共有を図るなどの協力体制の構築も行うことで、四国内の企業の成長を促進し、ひいては四国経済の更なる活性化や発展に繋げていくことが狙いだ。
 今回の提携では、顧客の上場支援や金融リテラシーの向上を通じて、取引先の主要課題である〝人材確保や従業員のモチベーション〟〝知名度・信用力〟の向上などにも繋がるものとみられており、ひいては地域の雇用拡大や経済成長にも貢献できるものと期待の声も大きい。


 四国アライアンスは昨年11月、四国の4県それぞれに本店を置く右記の4行が、四国創生に向けて包括提携を締結。各行が独立経営のもと、健全な競争関係を維持しつつ、それぞれの強みやノウハウを結集して四国創生に取り組むことで地域の魅力を高め、地域・顧客・4行の持続的成長・発展を目指しており、東証との提携もその活動の一環だという。
 なお協定締結に際し、東証の宮原幸一郎社長は「四国地域における企業の上場の促進や支援、また投資者の金融リテラシーの向上支援等を通じて、四国の更なる経済的発展のために尽力できることを期待している」とコメントを発表した。


目次

  • トップインタビュー
    ㈱夢菓房たから 代表取締役 濱田浩二氏
  • 四国アライアンス、4地銀が東証と基本協定を締結
  • 丸亀町壱番街ビル3階で「総合医療モール」計画が進行中
  • 来春より電子マネー活用の「晴れの国カード」取扱い開始 中国銀行
  • サンブリッジコンサルティングが小豆島で次世代経営塾を開講へ
  • 伝統の木造建築を最新技術を用いて展開 建築工房ライズ㈱
  • 経営革新計画でオリーブ豚100%メンチカツを増産へ 丸剛産業㈱
  • 介護施設のレクリエーションに讃岐うどんづくりを提案 ㈱ウエストフードプランニング
  • クラーク記念国際高のサポート校「希望高等学園」が来春に香川校を開校
  • 広報基礎講座に県内事業所の広報、総務担当等が参加 かがわ暮らしKO・SHI・RA・Eの会
  • 21世紀に駆けるトップ
    ㈱ケーブルメディア四国 取締役社長 藤綱郁夫氏
    四国トラステック㈱ 代表取締役社長 鴨田尚樹氏
  • PHOTO TOPICS
    オリーブハマチ生誕10周年
    日台交流うどん県レディース
  • BOOK NAVI
    夢は数字にすると叶う
  • Kagawa Style RESEARCH
    Schop Bean Roasting Place田町店
  • スポットライト
    変化の中で進化する高松
  • 山本三紀の食でつながる
    四国の21蔵が集結
  • 尾田美和子の香川のモノづくり企業の魅力をツタエル
    AJI PROJECT
  • グルメレポート
    さかな料理 内海八

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