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7月25日号

 地域を元気にする独創的なアイデアを募集し、その事業化を香川大学や地元企業らが支援する「香川ビジネス&パブリックコンペ2019」の開催概要が7月4日に発表された。このコンテストは、香川県の地域活性化のために、香川大学大学院地域マネジメント研究科が中心となって、県内の行政機関や企業とつくる「地域事業構想サポートプロジェクト実行委員会」が実施しており、今年で7回目を迎える。
 テーマは「あなたが香川で実現したい、香川を〝もっと〟元気にするアイデア」。オリジナル商品の開発など新規事業や起業を目指したプランのほか、子育て支援や離島振興、賑わい創出など公共的意義を持つ地域振興を考慮したアイデアを募集する。
 応募資格は香川県在住、あるいは出身者、県内に通勤・通学、将来香川に住みたいと考える18歳以上の人。
 コンペは応募後に事業化を支援する「ビジネス」、行政に提案する「地域公共」に分類され、両グランプリに50万円を贈る。このほか審査員特別賞や学生起業奨励賞などがある。また、一次選考を通過した応募者には公開審査後も継続して、アイデア実現のために、香川県内の行政機関や協賛企業のサポートを受けられる。


 この日は、高松市幸町の香川大学で会見があり、出席した原真志実行委員長(同大学大学院地域マネジメント研究科長)は新しいキャッチコピー「起業のトビラを開けろ!」に込めた想いを紹介し、「最初の不安を乗り越えることで次の課題が見えてくる。具体的な一歩を踏み出して欲しい」と期待を寄せた。
 今後のスケジュールについては10月20日に応募を締め切り、1次選考の書類審査を通じてファイナリストを絞り込む。その後、1次選考の通過者に結果を知らせ11月30日に同大学で公開の最終審査を行う。
 コンペに関する問い合わせ等はTel.087-832-1900まで。


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