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8月25日号

 高松空港株式会社は8月1日にターミナルビル2階の、旧高松三越・宮脇書店の跡に直営ショップ「四国空市場(YOSORA)」をオープンした。
 コンセプトは「四国四県のいいもの集めました」。広さが一六八㎡。中央には和三盆やオリーブのほか、高松空港オリジナル商品を並べる。
 〝ここでしか買えない〟というレア感を創出している。
 また東京線が中心の国内線の利用客の傾向に合わせて、ビジネスパーソンが買いたくなるような四国の地酒や珍味、ラーメン、うどん、革小物を豊富なラインナップしている。
 向かって右側が食品に対して、左側に雑貨を集め四国の工芸品を中心に、イサムノグチ庭園美術館、猪熊弦一郎現代美術館のミュージアムグッズに、直島をイメージする草間彌生のアートグッズ(直島と高松空港の2箇所のみ)で国内外の観光客に訴求。催事コーナーを月替わりで展開する。
 正面右側に屋台風のうどんの出汁蛇口を新たに設置。月替わりで県内人気店の出汁を提供し、お土産うどん販売にも繋げていく仕掛けがユニークな取組みとして注目。


 オープン前に行われた内覧会で、高松空港のリニューアル増築室岩瀬直彦室長が挨拶。「商業にも力を入れていくということで、直営店舗を設けた。企画段階から参画したもので通称「よそら」と呼ぶ。四国の良いものを空港から発信をしたい、この店を含めた空港全体を更に発展させたいという思いが強くある」とした上で、「空港利用客はもとより地元の人たちに、空港自体に魅力を感じて訪れて頂き、楽しい時間を過ごして頂きたい」との思いを込めた。
 店内は「気持ちの良い入りやすい空間づくり」にこだわったという。
 店内をデザインした㈱乃村工藝社中四国支店の矢倉民雄支店長からは、「弊社は創業127年になるのですが、創業者の出身地である高松でお手伝いが出来て大変感激している」と、地元との縁を強調した。
 営業時間は7時から20時。


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