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4月5日号

 高松信用金庫(大橋和夫理事長)が取り組む「たかまつしんきんキッズクラブ」が、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が認定する「令和3年度地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』として、地方創生担当大臣表彰を受賞した。今回の受賞は、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が、全国の金融機関から報告された地方創生に資する取組みを評価し、地方公共団体と連携している事例や先駆性のある事例などを表彰するもの。
 同金庫では、昨年度の「Sanuki Woman キャリスタ塾」に引き続き2年連続で地方創生担当大臣表彰の受賞となる。
 「たかまつしんきんキッズクラブ」は、少子高齢化が進む香川県において、「未来の香川県を担う子供たちの健全な育成に貢献する」、「子育て支援を通じ、香川県の人口減少の克服に取組む」ことを理念とし、平成28年10月に設立。
 キッズクラブでは、概ね3ヶ月ごとに県の魅力を再発見でき、地方への関心をより深めてもらえるようなイベントを実施している。また昨年からは、SDGsへの取組みの一環として、子供たちだけが参加できる「キッズフリマ」の実施や、四国地区信用金庫協会とJR四国が観光振興を目的として締結した連携協定に基づく 地元日帰り旅行なども行われた。
 表彰式はオンラインで実施、野田聖子地方創生担当大臣より授与された。全国で31の取組事例(37金融機関)が表彰され、表彰式では同金庫の大橋理事長が代表3金融機関の1機関として受賞者の挨拶を行った。


 大橋理事長は「香川県においても、少子高齢化が進んでおり、将来を担う若年層の育成や子育て世代への支援は重要な課題」と述べ、「キッズクラブの活動を知った公的機関や地元企業からも外部イベントへの参加依頼があり、会員以外の子ども達との交流の機会も増えてきている。
 今回の表彰を新たな出発とし、今後も様々な角度から子育て世代を応援することで、地元香川県の活性化に取り組んでいきたい」と地方活性化への意欲を見せた。


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