4月15日号

㈱四電工(高松市 関谷幸男社長)は、現在 高松市鶴市町にある社員研修所を、新たに綾歌郡綾川町・イオンモール綾川の東側に用地を確保し、移転・新築すると発表した。
現在の社員研修所は敷地面積9771㎡、地上7階の宿泊(西棟)のほか、地上4階の実習研修室・多目的ホール(東棟)など合わせて約7800㎡。平成5年の完成から築後30年以上経過し、老朽化に加え、近年の採用増による収容能力不足等の問題があった。総合設備企業として地域インフラを支え、事業の持続的な成長を担う人材の確保・育成を目指し、人的資本投資の一環として、社員研修所機能を拡充・刷新を決定した。
新しい研修所は、現施設に比べて広く快適な空間を確保するとともに、脱炭素化に加え、設備技術教育にも資するよう各種省エネ・創エネ設備を採用し、消費する一次エネルギーの収支ゼロを目的とするZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を目指すなど、サステナビリティや周辺環境との調和にも配慮した施設とする予定。
同社では新社員研修所を地域社会に根差した、未来への技術承継の新たな拠点にしたいとする。
【新研修所建設概要(予定)】
▽所在地/綾歌郡綾川町萱原
▽敷地面積/約1万8000㎡、延べ床面積/約1万3000㎡。
▽主要施設/研修棟地上3階、宿泊棟地上7階、実習棟地上2階、半屋内実技場、送電鉄塔(研修用)、安全体感棟地上2階
▽開所予定/2028年初旬(予定)
▽基本設計/㈱鈴木建築設計事務所(山形市*四電工グループ)
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