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5月15日号

 (一社)香川経済同友会は、平成26年度通常総会を、124名(委任状158名)の会員出席のもと、JRホテルクレメント高松にて開催した。
 代表幹事として挨拶に立った前田宗一氏は「地域経済の活性化に寄与できる提言として、以下「3つの活動軸」をもとに香川経済同友会らしい活動を行って行きたい。
 一つ目の『香川に行こう』は、〝観光に来てもらう〟、〝企業に来てもらう〟、〝香川に住んでもらう〟ことである。
 二つ目の『先達になろう』は、〝地域主権から〟から捉えること、〝地域をリードする〟はスポーツ・文化を活用すること。
 三つ目の『仲間を作ろう』は、〝同友会は素晴らしい〟、そして経済・文化・教育を通した〝国際交流〟がそうです。


 本年も委員会を通じて、地域経済の活性化に寄与できる提言を行って行きたい」と力強く決意を述べた。
 次に役員改変では、新代表幹事に十川道信氏(㈱四国金矢機代表取締役社長)が就任。副代表幹事に西川隆治氏(㈱百十四銀行取締役常務執行役員)、松村英幹氏(高松商運㈱代表取締役社長)両氏が就任した。
 幹事は神余智夫氏(㈱清和設計事務所代表取締役)が就任。なお退任代表幹事の川村延廣氏(百十四リース㈱代表取締役会長)は、特別幹事に就任した。
 平成26年度も幅広い活動を展開して行くが、国際検討委員会の今年度の海外視察団派遣は、イギリス・ロンドンを視察先に9月下旬を予定。
 他同友会との交流活動では、役員・委員長を対象に、第26回岡山・香川経済同友会幹部交流懇談会を9月に予定している。
 退任挨拶に立った川村特別幹事は、「代表幹事に就任した年の暮れに政権の交代があった。そしてアベノミクスのアドバルーンが上がりました。地域に光が当たる成長戦略であって欲しいと思っている。
 私が2年前に就任の際に、希少糖は香川を大きく変えるかもしれないと申し上げたが、それが現在は全国的に大ブレイクしている。
 ただ讃岐ジオパークに関しては、一つの区切りの時期に来ていると思う。今後、香川県にご理解を得るには、私どもがより切磋琢磨しなければならないし、具体的な活動ビジョンを作る必要がある。讃岐ジオパークが、讃岐うどん、アートに続く香川の代名詞になることを望んでいる。
 会員の皆さんには英知を結集して、産業、文化、教育、芸術を通して香川の活性化に取り組んで欲しい」と呼びかけた。
 新代表幹事に就任した十川氏は、「JRを通して培った経験が、経済同友会のなかで少しでもお役に立てばと思っている。
 香川においても瀬戸内芸術祭の開催、四国遍路の世界遺産登録、讃岐ジオパークの認定など世界に向けての活動が活発に行われている。
 香川にも伝統的文化はたくさんある。これらを世界に発信する努力が必要だと思う。
 同友会においても、会員の皆様と力を合わせて気持ちのこもった会にしていきたい」と抱負を語っていた。


目次

  • トップに聞く
    料亭 二蝶(㈱二蝶) 取締役会長 徳永 孝明氏
  • トップインタビュー 富士ダンボール工業㈱ 代表取締役社長 本田 展稔氏
  • 平成23年度末の竣工を目指す 高松丸亀町商店街G街区市街地再開発事業
  • 中四国で初のシンジケートによる在庫担保融資を実行 百十四銀行・日本政策投資銀行
  • 中讃スーパー戦争の主役に名乗り スーパーセンター宇多津店
  • 6期ぶりに減収減益 四国化成工業(株)
  • 店舗事業の縮小で経常・当期損益が赤字に (株)イマージュホールディングス
  • 建設業向けISO支援事業に注力 (株)安田総合事務所
  • 賃貸マンション「スカールNEO」を新発売 (株)穴吹建設
  • 手作りカフェが高松市多肥下町に開店 讃岐珈琲 瀬し香
  • ドイツの館が開館 非営利株式会社ビッグ・エスインターナショナル
  • 林哲也氏((株)合同経営社長)が実務本を出版
  • BOOK 「ゆめタウン勝利の方程式」西川立一著 (株)ぱる出版
  • 平成20年度四国地区倒産企業
  • 一言居士 正体の見えない使者にどう対処するのか
  • チャレンジするトップ (株)春風堂 代表取締役社長 千切谷耕一郎氏
  • 経済界Photo Topics
    「香川県銀行警察連絡協議会」設置
    「ビアパラダイスバグース」オープン
    スーパーセンター宇多津店
    グルメレポート ステーキハウス やま

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