ホーム香川の経済界トップ登場【日本貿易振興機構(ジェトロ】 所長 小林浩人氏

香川の経済界トップ登場

【日本貿易振興機構(ジェトロ】 所長 小林浩人氏

谷益美さん

香川県は全国で一番面積が小さな県だからこそ世界に大きく視野を広げ挑戦して欲しい

 「香川県の土地を踏むのは初めてですが、ここ高松は思い描いていた以上に自然が豊かで活気のある街。瀬戸内海も目の前に広がっていて環境も素晴らしい。また、支店経済と言われるが、経済規模もあり、四国のなかでも中心になる県と感じています。」と、新所長に着任してから概ね3ヶ月。香川の印象を率直に語ってくれた。
 氏は大学を卒業後、日本貿易振興機構(ジェトロ)東京本部に入構。ミラノ(イタリア)やロサンゼルス(アメリカ)に駐在するなど海外経験も豊富だ。

 前任地のジェトロ東京本部では、「機械・環境産業部」に所属し、中小企業が生産する機械や部品などの海外への売り込み(輸出)を支援してきた。今回の地方勤務は福岡県以来、23年振りとのこと。これからがワクワクすると笑顔で話す。
 ジェトロは、企業の海外展開や対日投資を支援する経済産業省所轄の独立行政法人。世界55カ国に73拠点を構え、国内にも東京・大阪他37事務所のネットワークを有する。我々に海外の情報を提供してくれるほか、海外バイヤーを県内に招聘した商談会の開催や、海外ビジネスの専門家を企業に派遣し、輸出や海外進出計画等マンツーマンで一からサポートする。多くのサービスが無料提供だ。
 「香川県は海外展開の可能性を備えています。非常に優れた製品や技術を持つ企業が数多い。ジェトロが取り組む分野の縮図です。」氏の笑顔は真剣な眼差しに変わった。
 また、県内には品質が良く、海外でも通用する農産物も少なくないと考えている。ジェトロは農林水産物の輸出にも力を入れているが、「国内だけではなく海外にも目を向け市場を拡大していけば、また違った世界観が必ず発見できます。その可能性をお手伝いさせていただくことが我々の一番の使命ですね。」と熱弁。
 最近では、ASEAN諸国や中国はもちろんのこと、インドや中東といった新興国を考える企業も増えてきているという。取引成立までには数多くの制約等厳しい側面もあるが、それを乗り越えれば大きな市場が広がると氏は強調する。
 「香川県は全国で一番面積が小さな県。だからこそ世界に大きく視野を広げ、挑戦して欲しい。そんな元気な企業を一社でも多く発掘し、一緒に海外展開を進めていきたい。」と、これからの意気込みをみせた。
 趣味は観光名所巡り。愛知県出身。早稲田大学卒。50歳。


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