ホーム香川の経済界トップ登場【味の素㈱四国支店】 支店長 福田博文氏

香川の経済界トップ登場

【味の素㈱四国支店】 支店長 福田博文氏

谷益美さん

地域密着姿勢を貫き四国市場に和食文化を提供したい

 北陸で三年間の転勤生活を経て高松に足を踏み入れた。「北陸・金沢は良かった。酒もうまいし魚もおいしかった。ただし天候が著しく変わるのがネックだった」と。
 北陸に転勤するまでは東京広域営業部に席を置き、もっぱら関東周辺を移動するくらいで、地方での転勤生活はほとんどなかった。
 東京広域営業部時代の得意先で印象に残る会社は、当時量販店ナンバーワンのダイエー。最大手だけに、要求も半端でなく厳しかったと述懐するが、ここでしこたま鍛えられた。

 高松には7月に着任したばかりだが、精力的に四国四県の量販店、問屋、自社の営業拠点を回った。
 四国の山々や瀬戸内海を横目に見ながら移動したが、「違和感は全くない」とハッキリ言う。「生まれたのは中国地方の山口県。四国と同じ関西以西の人間だから、お客さまと話をしても親近感があり全然気にならなかった」。
 食べ物も瀬戸内の料理が出てくれば、堪らなく懐かしさを覚えるそうである。「地元香川では地域密着を貫き、地域の皆さんと共に歩んで行きたい。」と語る。
 会社は年に二回、春・夏向け、秋・冬向けの新商品・リニューアル商品を市場に投入する。そこからの新商品を積極的に売っていかなければならない。「和食への関心が高まっている今、四国市場も和食文化を積極的に提案していきたい。和の鍋キューブを含めて、新しい食シーンに長く使って頂ける商品を、自信を持ってお奨めしたい。また香川はうどんのメッカだし、出汁には味の素をもっと活用して欲しい」と強調する。
 また社員に伝えているのが、四国における高齢化への対応策である。味の素の若い社員が急速に進む高齢化社会に対し、果たして何が提案できるか。
 具体化すればここに新しいモデルケースが誕生する。若い社員には自信を持って四国でいろんな経験を積んで欲しいと期待を寄せる。
 性格は大変せっかちだと自ら認める。何事もスピード感を持って取り組むのが信条。二倍のスピードを出せば、二倍の仕事ができるはずだと自信を込める。
 出身は山口県柳井市。瀬戸内の海を間近に見ながら育った。中学、高校時代は剣道に青春を傾け猛練習に明け暮れたスポーツ少年。今も剣道の話になると目を輝かせる。
 慶應義塾大学卒、53歳。


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