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香川の経済界トップ登場

【香川県信用組合】 理事長 川畑 貢氏

 長きにわたって理事長を勤め上げてきた国東照正現会長からバトンを受け、7月1日付で就任。
 「打診を受けてから一週間ほど悩んだ」が、この間に「地域の中小零細企業や個人を金融面でご支援し、ひいては地方創生に繋げていく」という組合の存在意義を再確認するうちに、沸々と使命感が込み上げて腹を決めた。
 信組は、一通りの金融商品やサービスを揃えながらも、一般の銀行などとは異なり、相互扶助の精神に基づいた、組合員制度による協同組織の金融機関であることが特徴とされる。
 百八十名の職員やその家族、三万八千人の組合員、また八万を超える取引先の期待を双肩に背負っての舵取りとなるが、「筋肉質の組織に転換を図り、安定的に成長しながら、地域密着型金融機関として香川の皆様のお役に立っていきたい」と、あくまで自然体で存在感を高めていく考えだ。

 

 その中で、職員のスキルアップは避けて通れず、年齢構成比から考えて、20~30代の若手の戦力化は喫緊の課題。「各営業店で即時に対応できる判断力や提案力を養い、スピード感を持って差別化を図りたい」と意欲的。
 積極的な女性登用も構想に入っており、「能力やリーダーシップに長ける職員も増えてきた」ことから早晩、女性支店長の誕生にも期待がかかる。
 一方で、マイナス金利の導入などで不透明な市場環境が続くことも懸念。「香川は全国一金利の低い金融激戦区とあって状況は厳しい」としながらも、「要望に真摯に耳を傾けることで事業性の資金需要を発掘し、融資や各種金融商品・サービスのご提案で中小零細企業や個人のお客様の支援に徹したい」と、地域を活性化させながらこの混戦を抜け出していく。また担保に依存しない個人向け創生ローンや、小規模企業応援ローンなども積極的に提案していきたい考えだ。
 国東会長は入組時に訓示を受けた理事長であり、「その偉大な方から重責を引き継げたことは光栄」と本音も。
 多忙な日々が続くが、週末には自ら船を操縦して海釣りでリフレッシュ。温厚篤実でユーモアのある好漢だが、組合の健全運営や職員育成のためには「厳しさも持ち合わせている」ことを自認する。関西大卒、62歳。


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