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【(株)日本政策投資銀行 四国支店】 支店長 高柳聖英氏

谷益美さん

地域活性化に向けた新たな取組で四国企業を幅広くサポートしていく

 大学を卒業後、日本開発銀行(現:(株)日本政策投資銀行)へ入行。支店勤務は、九州支店(福岡市)、東北支店(仙台市)に次ぎ今回が三回目となる。
 同行に勤務するきっかけについて氏は「就職活動をする中で銀行という業種は幅広い産業に深く関わることができると感じた。中でも弊行は、政府系の銀行として地域開発や交通基盤整備など計画段階から資金面などに深く関わり、公益にも奉仕ができることに魅力を感じ、入行を決めた」と当時を振り返る。

 前任地の本店(東京都千代田区)では審査部で与信決裁の担当部長などを歴任し、6月14日付で四国支店長として着任した。
 「四国地域も他の地域同様、さまざまな課題に直面している。一つは少子高齢化だろう。その対応策として雇用の受け皿となる地元企業の活力を如何に一層高めていくかが重要なポイント」と指摘する氏の表情は真剣そのもの。
 同行は政府100%出資の金融機関。平成20年からは株式会社となり、投融資一体の資金供給を推進している。
 着任後、四国支店では独自の融資メニューである「地域元気プログラム」をリニューアルし、「ニッチトップ」「造船」を新たなテーマとして追加した。ものづくり全般を対象として、ニッチ(隙間)分野でトップシェアを有する「ニッチトップ企業」の海外展開など、事業基盤強化に向けた取り組みや瀬戸内の代表産業「造船業」における製品高度化などを資金面等から後押しする方針だ。
 「四国の多くの企業は、長い歴史に裏打ちされた独自技術を有するなど各々が強い個性を持っている。まずはその個性を活かし、例えば異業種と連携していくことなどで技術や販路などに新たな可能性が開ける余地は十分にあるのではないか」と四国の経済に大きな期待を寄せる。
 また、四国は歴史的な観光資源が豊富で魅力があると話す氏は、早速高松市歴史資料館を訪れたという。
 「まずは身近な屋島や玉藻公園に訪れてみたい。さらに拡げていずれ四国各県を廻っていければ」と笑顔で語る歴史も大好きな生粋の銀行マン。
 東京大学法学部卒。48歳。静岡県出身。


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