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7月25日号

 独自のアイデアやビジネスプランを募り、香川大学をはじめ地元企業らが事業化を支援する「香川ビジネス&パブリックコンペ2018」(地域事業構想サポートプロジェクト実行委主催)の開催概要が7月5日、発表され、同日付で募集を開始した。
 コンペは、香川大学や地元企業らでつくる同実行委が地域活性化を目的に2013年度からはじめた取り組み。今年で連続の6回目となる。
 メーンテーマは、「あなたが香川で実現したい、香川を〝もっと〟元気にするアイデア」。オリジナル商品の開発など新規事業や起業を目指したプランほか、子育て支援や離島振興、賑わい創出など公共的意義を持つ地域振興を考慮したアイデアを募集する。
 応募資格は、香川県在住あるいは出身者、県内に通勤・通学、将来的に香川に住みたいと考える18歳以上の人。応募用紙は同コンペのホームページからダウンロードできるようにしている。


7月15日号

 日本航空の国内定期路線「高松-東京(羽田)線」が7月1日で就航55周年。これを記念し同日朝、高松空港の搭乗口でセレモニーが開かれ、さぬき讃フルーツ大使の藤井美尋さんや日本航空の客室乗務員が搭乗客らに記念品として、さぬき讃フルーツと搭乗証明書を配った。
 同路線は1963年7月、日本航空の前身航空会社「富士航空」が就航し、40人乗りのプロペラ機(コンベア240型)でスタート。現在はジェット機で毎日7往復、平均搭乗率は75%に上るという。
 また日本航空は、地域活性化を目的に始めた「JAL 新・JAPAN PROJECT」の一環として、香川県およびJA香川県と連携し、「さぬき讃フルーツ」のブランド化に取り組んでいる。第一弾は先頃、キウイフルーツ「香緑」を使用したパン(デニッシュ)を、これに続く第2弾として今回、香川県産の苺「さぬきひめ」100%のピューレをかけたソフトクリーム、題して「さぬきひめプレミアムソフトクリーム」を開発。価格は648円(税込)。7月から高松空港と羽田空港、都内(皇居)の売店で販売している。


7月5日号

 2020年にオープンを予定する、「四国水族館」の本体工事の起工式が6月26日執り行われた。
 建設予定地である綾歌郡宇多津町浜一番丁のうたづ臨海公園では、水族館の開設準備に取り組む㈱四国水族館開発(宇多津町 流石 学社長)、谷川俊博宇多津町長をはじめ、地元政界、水族館関係者、出資者ら約六十名が出席し、工事の無事を祈った。
 四国水族館はこれまでの仮称から、着工を機に正式名称に決定。水族館は大成建設㈱四国支店の施工により、19年内に完成、20年の開業を目指す。
 初年度の来場者数は120万人を見込み、以降も追加投資により魅力を高めて70万人の安定的な集客を目指すという。開業に伴う経済波及効果は年平均で83億円規模を想定しており、地域経済に大きな効果が期待される。
 水族館の開発・運営にあたっては、水族館事業に必要な土地を所有する宇多津町、水族館事業の運営主体である㈱四国水族館開発、水族館運営業務を受託する㈱ウエスコ(岡山市)及び信託受託者の㈱SMBC信託銀行の四者間で、昨年3月末に基本協定書を締結している。


6月25日号

 リゾートホテル「ハイパーリゾートヴィラ塩江」(高松市塩江町)と、格安ビジネスホテル「高松ステーションホテル」(高松市寿町)を運営するハイパーリゾート㈱(高松市塩江町 津司道人社長)がこのほど、今年4月7日にクローズしていた、高松駅から徒歩1分(約100m)の高松ターミナルホテルを後継。7月1日、ビジネスホテル「ハイパーイン高松駅前」(藤本仁史支配人=高松ステーションホテル支配人兼務)としてオープンすることが分かった。
 もともと高松ターミナルホテルは駅近の人気ホテルとして稼働率を伸ばしていたが、オーナーの高齢化に伴い、かねてより引き継ぎ手を探していた。そこに同社が名乗りを挙げた。
 オープン後は全館に無線LAN「Wi-Fi」を、全客室に有線LANを設置する。平日はビジネス客、週末は観光客を中心に囲い込み、稼働率を伸ばしたい考えとしている。
 建物は鉄骨造の7階建て。客室は全48部屋(シングル4部屋、セミダブル15部屋、ダブル10部屋、セミツイン6部屋、ツイン8部屋、デラックスツイン(3人用)4部屋、和室(家族向け)1部屋)。


6月15日号

 「あらゆるチャレンジを応援する」をコンセプトに、新たなビジネスや活動を生み出すスペースとして全国で拡大中のコワーキングネットワーク「co-ba」(コーバ)が高松市内に開設されることとなった。
 あなぶきグループ(高松市 穴吹忠嗣代表)が、運営元の㈱ツクルバ(東京都)と協働し、所有ビルの空きスペースの活用により、地域活性化拠点のシェアードワークプレイスをオープンさせるものだ。
 co-ba takamatsuは、高松市鍛冶屋町6-11 AHビルの1・2階。
 地域住民や学生も立ち寄れるような、開かれたスペースを目指す。1階は1DAY利用や、3時間利用もできるフリーアドレスな場として、また貸切のイベントスペースにも活用できる。
 2階は個室をメインとし、入居者同士での新たなコミュニティ形成も可能となる。
 地域のスタートアップやNPOなどがコワーキングスペースとして利用したり、イベントやワークショップ、セミナーなど様々なシーンに活用できる拠点は貴重な空間となるだろう。