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6月25日号

 (一社)香川経済同友会(佐藤哲也代表幹事・木内照朗代表幹事)はこの度、香川県教育委員会、高松市教育委員会と連携協定を締結した。
 今回の連携協定は、地域企業と県内県立・高松市立の高校が、相互に魅力や取り組みを知ることで、互いの理解を深め、地元地域と関わりを持って活躍する人材の育成を図ることを目的としている。
 同友会では昨年度から、高校生・大学生の県内就職促進や転出後のUターンにつなげられるよう、大学進学前の早い段階から地域の課題や地元の産業・企業を知る機会を設ける活動を、人材育成委員会活動の一環として開始している。
 今回の連携協定締結は、長期的な視点では地域における定着人口の増加や活性化につながるとともに、若者自身も地域の課題等を知ることで地元への愛着や自身のキャリアプランについて考える機会になる。
 今後さらに地元高校と経済界との結びつきを強固にし、本活動を継続的に広がりのある取り組みとしていく。
 県教育委員会との締結式には、工代祐司教育長、小川秀樹副教育長、間島前代表、木内代表幹事らが出席し、協定書を交わした。


 締結にあたり間島氏は「地元の高校生が地域の課題や産業を知ることで、県外に進学や就職したとしても、Uターンにつながってくる」と述べ、地元産業や地域課題の出前授業に取り組んでいく姿勢を見せた。
 工代教育長は「次代を担う高校生の育成のため、本協定を締結できたことは大きな一歩」と感謝を述べた。
 今後は、経営者による講演会を通じて高校生に地域の魅力や課題を伝えるほか、企業による学校見学会や意見交換会などもおこなっていく。


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