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5月25日号

 香川銀行は5月13日、会見を開き6月24日付け役員異動を発表。
 山田径男取締役頭取(代表取締役)が取締役会長(代表取締役)に就任、第11代頭取に、有木 浩専務取締役企画本部長が昇格する。
 山田頭取は「令和2年6月に頭取に就任し5年となる。頭取に求められる大きな仕事は、業績の向上と後継者の育成。
 業績面では、やりたかったこと、やらなければならないことを就任3年でやり遂げ、直近の2年間は成果を見届け、4年連続で過去最高益の更新、増配を実現できた。
 有木新頭取は7ヵ店での支店長経験があり、お客さまや行員の気持ちを十分に理解し、現場運営に精通している。また5年間で4つの本部長を歴任し、本部業務にも精通している。トップに必要な資質、経験、スキルを有し、人望の厚さ、強力なリーダーシップなど舵取りを担えるまでに十分成長した。
 5年間での大きな仕事にメドがついたことから、3年間空席だった会長に就任することとした。業務執行は新頭取に任せ、取締役会の議長としてガバナンス強化に努め、地元地銀として経済団体等の応分の地域貢献に努めたい」とあいさつ。


 有木専務は「まず、令和7年度に最終年度を迎える第19次経営計画を基本戦略に基づき仕上げること。そのために、重視するのは営業戦略のソリューション強化。中小企業の諸課題に、資金繰り支援はもちろん、事業承継支援などで地域経済をしっかり支えていきたい。また、4年連続の最高益更新と業績は順調に推移しているが、現状に満足することなく変革にチャレンジしたい」と意気込んだ。
 有木氏は昭和40年7月生まれ。平成元年に入行し、県内外で支店長経験を重ね、令和元年6月取締役(岡山支店長)に就任。営業本部長、融資本部長、管理本部長、企画本部長を務めた。
 この日はトモニホールディングスの3月期決算発表もあり、好調に推移した業績が報告された。経常収益951億7百万円(前年度同期比八・三%増)、経常利益233億76百万円(同八・五%増)、当期純利益158億32百万円(同一三・〇%増)。貸出金利息及び有価証券利息配当金の増加により資金運用収益が増加、役務取引等収益が増加したことで増収。
 6月の定時株主総会後のトモニホールディングス、香川銀行、徳島大正銀行の役員体制は次の通りとなる。
【トモニホールディングス】▽代表取締役社長兼CEO 中村 武▽代表取締役副社長 板東豊彦▽代表取締役副社長 有木 浩▽常務取締役 藤井仁三▽常務取締役 喜岡 均▽常務取締役 金岡紀嘉▽取締役 長尾 純▽取締役(社外) 井上佳昭▽取締役監査等委員 多田人志▽取締役監査等委員 富家佐也加▽取締役監査等委員 武田真由美▽取締役監査等委員 吉田康代
【香川銀行】▽取締役会長(代表取締役) 山田径男▽取締役頭取(代表取締役) 有木 浩▽常務取締役 土居裕昭▽常務取締役 三好貞仁▽常務取締役 田中一郎▽常務取締役 徳田 学▽取締役 唐渡 晃▽取締役 山野敦嗣▽取締役 詫間恒宏▽取締役監査等委員 島 健二▽取締役監査等委員 近石政義▽取締役監査等委員 山下友規▽取締役監査等委員 阿部晶子▽取締役監査等委員 森川さち子
【徳島大正銀行】▽取締役会長(非常勤) 吉岡宏美▽代表取締役頭取 板東豊彦▽代表取締役専務 佃 充生▽専務取締役 西村 博▽常務取締役 田中義人▽常務取締役 池田憲章▽常務取締役 岡 道信▽取締役常務執行役員 村越和人▽取締役常務執行役員 星加直永▽取締役執行役員 田中清文▽取締役監査等委員 沖田拓司▽取締役監査等委員 秋山 智▽取締役監査等委員 西村智子▽取締役監査等委員 田中里佳


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