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2月15日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、日本政策金融公庫(以下日本公庫)の提供する「スタンドバイ・クレジット制度」を活用し、同行取引先の海外での資金調達支援を国内金融機関で初めて行った。
 本スキームは、同行水島支店取引先で、水島機工㈱(岡山県倉敷市 滝澤公一社長)のタイ現地法人における自動車エンジン関連部品分野への必要な資金として、タイバーツ建て(現地通貨)の資金調達を支援するものである。
 現地法人名は、MIZUKI(Thailand)Co.Ltd。事業内容は自動車部品製造業。
 タイ現地法人での借入にあたり、同行は日本公庫に対し債務保証を行い、並行して日本公庫は提携するタイ・バンコック銀行に対し、700万バーツ(円換算2200万円相当)の信用状を発行。
 確認したバンコック銀行は、タイ現地法人からの融資申込を受けたのち、現地通貨建て融資を実行したもの。
 日本公庫の提供する本スキュームを利用するのは、同行が全国で初めてである。


 「スタンドバイ・クレジット制度」とは、日本公庫が業務提携する海外金融機関(インドネシア、シンガポール、タイ、大韓民国、フィリピン、ベトナム、マレーシア計7ヵ国)に対し、債務保証のためのスタンドバイ・クレジット(以下信用状)を発行し、中小企業者の現地通貨建て資金調達の円滑化をサポートする制度のこと。
 また本制度により資金調達を行う海外現地法人は、日本国内の法人が経営を実質的に支配し、事業計画においても日本公庫と共同で事業を行うこととされている先に限られる。
 今回の水島機工は、両金融機関からスタンドバイ・クレジットに該当する企業と認められ、海外での資金調達が実行されたものである。 
 同行は、今後も取引先企業の海外進出支援を行えるよう、政府系金融機関と連携し、資金調達手法のの多様化に取り組んでいく方針である。


目次

  • トップに聞く
    ㈱マイモード代表取締役社長 Tuxedo Atelier RossoNero代表 横山宗生氏
  • 海外で資金調達支援を実施 百十四銀行
  • 香川進出第一弾のサービス付き高齢者向け住宅が稼働
  • 新コンセプト住宅「家事ラクの家」発表 ㈱ユーリックホーム
  • 2013年の四国圏貿易概況を発表 神戸税関坂出税関支署
  • 2年目に入った総合広告代理店 ㈱セレクト
  • 四国ブロック内支店女性活躍推進活動コンテスト開催 日本政策金融公庫
  • オープンデータセミナー開催 e-とぴあ・かがわ
  • 観音寺信用金庫が西讃の景気動向調査を発表
  • 岩手さぬきうどんプロジェクトに協賛を 香川県中小企業家同友会
  • 介護の仕事就職面接会開催 ハローワーク丸亀など
  • 仏生山の隠れ家カフェ ハーブティー専門店 花葉逢
  • 麺鮮醤油房「周月 高松店」が大盛況
  • BOOK
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    サンポート高松北側街区アイデア・デザインコンペ
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