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7月25日号

 ㈱川六(高松市百間町1-2 寶田圭一社長)は、熊本市内でのホテル経営に乗り出すことになった。
 現地で経営していたホテルを賃借しリニューアルの上、8月1日オープンする運びとなった。名称は「エクストールイン熊本銀座通」(熊本市下通一丁目9-8)。鉄筋、免震構造で12階建て。客室はシングル179室、セミダブル2、ツイン2のビジネスタイプ。設備面でもシングルながら全室セミダブルベッドを使用しているほか、全室にLAN接続。禁煙ルーム、立体駐車場を用意した上質空間。
 立地も市内随一の繁華街にあり、下通りアーケード街のすぐ側というロケーション。ショッピング、コンビニ、飲食、銀行などあらゆる店舗が集積しており、利便性は最高といえよう。鶴屋百貨店、熊本城も至近距離にあり、ビジネスに観光に恵まれたエリアでもある。敷地面積596.03㎡、延床面積3575.82㎡。
 施工は、地元建設業の建吉組。所有者は建吉観光土地㈱で、築後九年を経ているが、経営立て直しのため㈱川六が指名されたもの。


 同社は高松市百間町で「エルステージホテル川六」を運営し、立地条件の良さと禁煙館、レディスフロアの新設、交換枕のスペア用意など、宿泊客のニーズに沿ったグッズ類にも万全を期し、手堅いリピーター客を維持している。売上も堅調。
 「今回図らずも私どもの実績を高く評価され、ぜひ経営に参画して欲しいと要望された。九州は新幹線の開通で人気も出ており、来年四月には政令指定都市に昇格が予定されている熊本は、活気に溢れ魅力的な都市。ビジネスホテルのニーズが高いものと判断、進出を決断した。
 高松で培ったノウハウを導入して、良質の安心、安全を訴求したホテルとして頑張りたい」(寶田社長)
 すでに高松から支配人など数名を派遣しているが、このほかのスタッフは現地の雇用をそのまま維持する。ライトブラウンのしゃれた外観にふさわしく、設備など細部にわたり見直しを図り地域密着の経営方針を貫く考えだ。
 ビジネス型ではあるが、少しグレードは高く、しかし客室料金はシングル5700円、デラックスシングル7000円、ツイン8500円と低く抑えている。なお、8月1日〜815日はオープン特価としてシングル3900円、朝食無料サービスを実施している。
 初の県外進出は寶田社長にとって一つの試練となるが、ホテル川六でさまざまな苦労の末得たノウハウは、今後発展する熊本の地で花開くことになった。この勇気と英断に期待したい。


目次

  • TOPに聞く
    ㈱ビッグ・エス 代表取締役社長 大坂尚登氏
  • 熊本市中心部の大型ビジネスホテル経営に進出 (株)川六
  • レインボーロードに本社移転 (株)高松アセットビルディング
  • 呑み切り神事で新酒の出来映え確認 綾菊酒造(株)
  • さぬき市商工会ほか関係者の念願叶い、市を代表する土産物が完成
  • おか泉の岡田店主が2年連続で豪華客船の招待シェフに
  • 地域に根ざした事務機屋として存在感 (株)総合ビジネス機器
  • 宇多津商工会青年部が、谷川町長との意見交換会を開催
  • 中小工務店向けにセミナーを開催 (株)大河内工務店
  • 高松市太田下町にサンフラワーマタニティクリニックが開院
  • サンポートジャズフェスティバルは8月7日18時にスタート
  • 人気のロールケーキ店「うずまきや」が鍛冶屋町に2号店
  • 紅白うどん「シアワセのカタチ」を新発売 (有)たも屋
  • 7月30日、屋島山上で7回目のさぬき満月まつりを開催
  • チャレンジする香川のTOP
    四国工業写真(株) 代表取締役社長 岡野康完氏
  • ビジネス最前線
    (株)ワオ・コーポレーション香川本部
  • グルメレポート
    鮨処 やまと
  • PhotoTopics
    アサヒビールイメージガール春輝さん
    おか泉岡田店主
  • かがわの銘菓
    松風庵 かねすえ

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