1月5日号

経済産業省はサービス産業生産性協議会(SPRING)が主催する「日本サービス大賞」を選定、第4回の受賞者として公表した。
この賞は、国内の全てのサービス提供事業者を対象に、多種多様なサービスを共通の尺度で評価し、〝きらり〟と光る優れたサービスを表彰する制度。日本のサービス産業は、日本のGDPと雇用の約7割を占めて、製造業に替わる、今後の日本経済の成長の鍵となる重要な産業と位置づけられている。
こうした重要な役割を担うサービス産業に関わる企業に対して、目指すべき「モデル」として是非取り入れたい、自社の付加価値向上につながる優れたサービスを選定することで、それを表彰する制度。毎回、時の社会ニーズに反映するサービス商品が選ばれている。
第4回目の今回は、全国から749件の応募があり、主催者のサービス産業生産性協議会内の委員会による厳正な審査を経て、内閣総理大臣賞1件、経済産業大臣賞3件、関係大臣賞をはじめ計30件の各賞が決定した。
香川県からは唯一、地方創生大臣賞を受賞したのが琴平バス㈱(楠木泰二朗社長)。サービス名は、「地域とつながるバスツアーの楽しさをご自宅で オンラインバスツアー」。