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4月15日号

本社が高知県にあるスーパーマーケットチェーンの㈱エースワンが4年ぶりに高松に戻ってくる。
 高松市木太町にあった㈱イズミが運営するゆめマート木太の跡地(高松市木太町字西浜2442-1)に、エースワン高松木太としてこのたび香川県内で新店舗をオープンさせる見込みで、香川県内では17年ぶりの新規出店、グループで18店舗目となる。
 同社は、1976年創業で高知県を中心に愛媛県、香川県に17店舗を展開する低価格が特徴のスーパーマーケットで、年間売上げ240億円以上の企業。また、シニアクラブやスポーツ少年団など、店舗近くで地域を明るく豊かにする活動をしている非営利の公共団体を対象に、まとまった金額のレシートを持ち寄ると、金額の一部をその団体の活動資金として現金で還元する、スマイルレシートサービスという独自の取り組みをおこなっている。
 香川県内では、サンポート高松店やCOM坂出店など一時期は全部で3店舗あったが、サンポート高松店が約4年前に高松駅再開発の影響で閉店して以降新たな出店はなく、現在はJR丸亀駅の中にあるJR丸亀店のみ営業している。


4月5日号

 3月17日に第10回高松空港エアライン誘致等協議会が開催された。この協議会は、高松空港エアライン特定運営事業等パートナーシップ協定の締結者である高松空港㈱(小幡義樹社長)及び香川県、高松市、綾川町の3自治体、四国経済連合会、(一社)香川経済同友会、香川県商工会議所連合会、香川県商工会連合会の4経済団体、(公社)香川県観光協会、四国ツーリズム創造機構の2観光団体と、高松空港振興期成会の11団体で構成される。
 今回の協議会では、高松空港の現状、再開した国際線への取り組みや新規路線誘致、ターミナル増改修等の発表とビジネス・観光面での航空需要回復について、新たに参画機関との連携強化の確認がおこなわれた。
 2022年度を振り返ると、下期には行動制限や水際対策の緩和の動きから、全体的には回復の基調が見られた。
 ただし、成田線は8月に、那覇線は1月に19年度同月水準の旅客数を記録したものの、国内線においては羽田線のビジネス需要が戻らず、旅客数はコロナ前水準より少ない状態が継続。これを取り返すように、関係者が連携しチャーター便の組成・定期路線化を目指すFUN TAKアライアンスを通じ、9月以降は、2018年の同空港民営化後過去最多の国内線チャーター便が設定された。


3月15日号

 2024年卒業予定の大学生・大学院生・短大生・専門学校生等を大賞とした県内最大級の新卒採用合同会社説明会『マイナビ就職EXPO』(㈱マイナビ主催)が3月2日・3日、高松市総合体育館にて開催された。
 当日は、四国内から約150社の企業が出展、総勢約700名もの学生が来場。
 会場では学生等が各社のブースを回り、担当者からの業務内容や選考方法などの説明を受け、熱心にメモを取っていた。
 企業側では『売り手市場』と言われているなか、採用担当者が福利厚生や仕事のやりがい、会社としての魅力などを学生に向けて発信に努め、優秀な人材の採用に繋げる様子が伺えた。
 今年の学生の傾向について、同社就職情報事業本部 関西・中四国営業統括本部 中四国営業統括部 四国営業部の松村秀男部長に伺ったところ、コロナ禍という不透明な情勢が続いていたことから、安定・社会貢献のイメージが強い保険業界の人気が高まってきているという。
 人手不足や少子化によって〝売り手市場〟と言われている一方で、「企業サイドでは近年よりも一層、求めている人材の質を重要視している」と話す。


3月5日号

 神戸市(久元喜造市長)、高松市(大西秀人市長)、土庄町(岡野能之町長)、小豆島町(大江正彦町長)が2月15日にジャンボフェリーの新船『あおい』船内で『神戸市、高松市、土庄町及び小豆島町との連携・協力に関する協定』を締結した。
 連携、協力事項は、
◯港がつなぐ人とモノの交流促進によるにぎわいの創出。
◯農畜水産物など地域資源を活かした産業の活性化。
◯防災等に関する相互連携による安全・安心のまちづくり。
◯その他、連携・協力が必要と見られる事項
 2市2町は、これまでにも神戸みなとまつりで産品の販売やPRをおこない交流してきた。
 2020年には神戸大学の井上欣三名誉教授を実行委員長に、医療関係団体、神戸市、小豆島町、高松市、国の出先機関などで実行委員会を構成し、災害時の被災者移送にジャンボフェリーを活用する実証実験をおこなった。当時より災害時のみならず多方面でも連携、協力できるのではと話し合いが進められてきたが、新型コロナウイルスの蔓延により一時中断を余儀なくされていた。


2月25日号

 ㈱ミネック(高松市峰山町1837 天野洋平社長)は、人工芝のフットサル場「エムズフィールド」を整備、4月よりレンタルコートおよびサッカースクール事業を始動する。
 エムズフィールドは高松市郷東町796-52。敷地面積は約1460㎡で、コートの広さは37m×19m。
 環境省ETV実証完了製品である人工芝を敷いたコートを新設。レンタルコート、サッカースクール、ひとりから参加可能な「個人フットサル」の運営ほか、この地から地域を盛り上げる企画を発信していく。
 天野社長は小学生からサッカーを始め、高松商業高のサッカー部キャプテンを務め、インターハイで3位の成績を上げるなど活躍。サラリーマン時代に一度サッカーから離れたが、ミネック入社後に再びプレーを再開しており、「地元とサッカーに恩返しがしたい」とエムズフィールドを計画した。
 無人レンタルコート事業は、四国初となる無人解錠システムを導入。アクセス管理のRemoteLOCK、スポーツ施設予約システムのLaBOLAの連携により、予約から事前決済、来場、解錠、入場まで利用者が簡単におこなえる。LINEや電話での予約にも応える。
 フットサルチームやスポーツ少年団はもちろん、友人グループや企業の福利厚生などでの利用を呼びかける。レンタルコートは1時間9130円(税込)。ボールやビブスは無料で貸し出す。