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11月15日号

 香川県は11月7日、新たなオープンイノベーション拠点『セトウチアイベース』を情報通信交流館「e-とぴあ・かがわ」内にオープンした。デジタル産業の人材育成、交流の場の提供、ビジネスマッチング支援を一体的に取り組み、地域経済の活性化を目指している。
 拠点内にはコワーキング・コラーニングスペースを用意するほか、映像や3DCADを編集できるデジタル編集室、創作工房、TV会議室などを完備する。
 また、県と㈱NTTドコモ四国支社(高松市 三ケ尻哲也四国支社長)が結んだ連携協定により、施設内に5G環境を構築。5Gを活用したアバターロボットやビジネス向けツールの体験も可能。
 さらに、実践的な講座を開催するほか、専任コーディネーターのよろず支援や、県内外の有識者や企業経営者らで構成するアドバイザーによるマッチング支援も行う。
 この日、開所式に参加した浜田知事は、「瀬戸内を代表するオープンイノベーション拠点として推進していきたい」と意気込みを語った。


11月5日号

  (学)穴吹学園(高松市 穴吹忠嗣理事長)は、2017年8月に専門職短期大学の開学構想を発表して以来3年を経て、設置計画の変更、文部科学省の新型コロナウイルス対策感染症拡大防止に係わる対応による審査の遅延を乗り越え、ようやく今年10月23日午後3時に学校法人としての認可を受けた。
 10月26日に正式発表を行った(学)せとうち観光専門職短期大学(高松市屋島西町2366-1 青木義英学長)は、3年制の観光振興学科を設置し、来春4月から一学年定員80名でスタートする。
 日本で初めて観光学で博士号を取得した安村克己学部長のもと、学術と実務に特化した教員をそれぞれ揃え、観光振興のエキスパートとして、交通産業、宿泊産業、旅行会社、観光による振興を担う団体等において課題解決に取り組めるリーダー的役割を担うよう育成する。観光の知識と技能を幅広く3年間で学び、卒業単位96単位中73単位を必修科目とし、既に実習先の企業からは卒業生を是非にと望む声が上がっている。
 また青木学長は、この認可により観光という分野が専門職であると、文部科学省に認められたと認識していると話し、瀬戸内国際芸術祭、そして2025年の大阪万博には観光の人材が足らなくなると予想している。


10月25日号

 穴吹興産㈱(高松市 穴吹忠嗣社長)は、東京・立川市で郊外型ワークプレイス『hitoride立川』を開業する。
 hitorideは、都市圏での在宅ワーク、テレワークでの課題や、カフェ等での現状の課題解決を目指すシェアオフィス。
 新型コロナの影響で、在宅やテレワークの導入が進んでいるが、「仕事をするスペースがない」、「小さな子どもがいて難しい」、「仕事とプライベートの切り替えが難しい」などの問題を抱えているケースが多い。自宅近くのカフェやコワーキングスペースを利用する場合にも「マナーとして問題を感じる」、「発言がしにくい」、「集中できない」等の課題が顕在化している。
 それら課題を解決するために企画したのがhitoride。東京23区郊外の駅から徒歩10分圏内のロケーションで、十分なスペースのデスク、チェアを配する個室を中心にレイアウト。
 入室時にはサーモグラフィーによる検温を実施、施設内のデスク、スペースは抗菌コートを実施する。
 利用契約はオンライン。利用時間は15分から可能。従量課金制の法人契約、個室の月額定額契約も受け付ける。
 サテライトオフィス1室、月額個室9室、個室18室、ブース席16席、ほかカウンター席、テーブル席、ミーティングルームなどを備える。利用料金はブース席15分200円、個室15分250円ほか。


10月15日号

 高級食パンのブームが続いているなか、このほど高松市内に新しく2つのこだわり食パンの販売が始まった。高松市内ではこれまでに、4つの高級食パン店が市内中央商店街を中心に出店しており、既存のパン店を含めた顧客獲得競争が激しくなりそうだ。
 9月20日、丸亀町商店街にグランドオープンしたのは、「偉大なる発明(高松店)」という一風変わった名称の店舗。全国でベーカリープロデュースを行う岸本拓也氏(ジャパンベーカリーマーケティング=横浜市)が手掛ける人気食パン店だ。朝からウワサを聞いたパン好きが集まり、午前10時の開店前には店舗入り口から100人を超える行列ができた。
 同店は鹿児島県の「㈱AZoom」(若松孝一郎社長)が経営し、これまでに九州・中国地方などに7店舗を展開している。奄美大島の黒糖など、鹿児島ならではの食材を使い、コクのある奥深い甘味や口どけの良さを出している。
 食パンはプレーンの「新熟成」2斤800円(税別)、大粒サンマスカットレーズンの「果樹園」980円(税別)の2種類。予約はなく、当日に発行する整理券で購入可能だ。


10月5日号

 和食店、居酒屋を展開する㈱遊食房屋(綾歌郡宇多津町 宮下昌典社長)はこのほど、「居酒屋 遊食房屋」全店にて、様々なシチュエーションに合わせたお弁当・オードブルメニューなどのテイクアウトとデリバリーを開始し、好調なスタートを切った。
 コロナ禍で外出自粛が続く中、慶事用、法要・葬儀、パーティーなど顧客の用途に合わせたメニューに加え、家庭でも気軽に本格的な料理を味わえることから、顧客からも好評を得ている。
 「串焼き盛合せ(650円)」、「ぶりかま塩焼き(500円)などの単品から、「慶事用弁当 山桃(2300円)」、「法要弁当 桔梗(2300円)」など、お食い初め・七五三などに合わせた弁当も用意。
 「盛り合わせオードブル(3600円)」、「串焼き盛りオードブル(3200円)」、「にぎり寿司盛り合わせ(3800円)」、「お刺身盛り合わせ(4500円)」などの多彩なオードブルメニューは、いずれか3点注文で計1万円と、よりお得に。
 テイクアウトでは、当日の正午までの予約であれば夕方に受け渡し可能、前日までの予約は翌日正午の受け渡しが可能となっている。また、一品からでも注文可能。
 デリバリー配達は店舗より3㎞圏内(配達希望日の2日前までに要注文、1万円以上の注文で配達無料)。