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4月25日号

 (社福)瑞祥会(東かがわ市湊 樫村英一郎理事長)がこのほど、同法人3件目となる大型高齢者複合施設「花らんまん」を高松市浜ノ町に新築することが分かった。
 同施設は「サービス付高齢者向け住宅」(特定施設)を中核に、一般の人々が気軽に利用できるカフェなども併設する。開設準備を担当する同法人障害者支援施設「サン未来」(高松市新田町)の近藤厚志施設長は、「地域の方々が複合施設として多目的に出入り出来るサービス付き高齢者向け施設は全国でも稀」としており、浜ノ町全体の地域の賑わい創出にも貢献していくねらいだ。
 建設予定地は、高松市浜ノ町の市民プールの道路を挟んだ南側に位置する、大型マンションがあった旧労住協第7、19ビル跡地。現在は更地。6月中旬に着工し、来年3月の完成を目指す。
 新施設は、鉄骨造の6階建て。敷地面積は約6800㎡。駐車場は約70台分を設ける。すぐ北側には瀬戸内海が一望できる景観抜群のロケーションとなっている。


4月15日号

  四国創生に向けていよいよ本格的に動き出す。
 百十四銀行(高松市 綾田裕次郎頭取)、阿波銀行(徳島市 長岡 奨頭取)、伊予銀行(松山市 大塚岩男頭取)、四国銀行(高知市 山元文明頭取)が昨年11月に結んだ包括提携「四国アライアンス」の具体的な取組みが発表された。
 〝興す〟〝活かす〟〝繋げる〝育む〟〝協働する〟という5つのテーマを掲げ、4行が独立経営のもと、健全な競争関係を維持しつつ、各行の強みやノウハウを結集して四国創生を牽引していく。


4月5日号

 (一社)香川経済同友会(下村正治・竹内麗子両代表幹事)は3月29日、高松市内で代表幹事候補の内定記者会見を開き、下村代表幹事に替わり、四国興業㈱(高松市丸亀町)の矢野年紀社長が就任する役員人事を発表した。
 6月1日、JRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)を会場に開かれる通常総会・理事会で正式決定する。新代表幹事の任期は2年間。下村代表幹事は退任し、特別幹事に就く。
 矢野氏は、高松市出身の65歳。昭和49年3月に高知大学文理学部を卒業後、百十四銀行に入行し、これまで宇多津支店長、高松支店長、審査部長、取締役専務執行役員などを歴任。平成27年6月、四国興業社長として就任した。
 同年7月から香川経済同友会に入会し、情報化委員会に所属。四国ビルヂング協会の会長も務めている。
 6月の正式決定後は竹内代表幹事と力を合わせながら指揮をとり、同会を盛り立てていく。
 通常総会後の役員名簿(予定・同日現在)は次のとおり。


3月15日号

 四国フェリー㈱(堀川智司会長)グループの小豆島フェリー㈱(堀川満弘社長)は、1250トン型旅客フェリーを建造。船名を『しょうどしま丸』と命名し、3月7日に竣工披露を行い、10日より高松・土庄航路に就航を開始した。
 竣工披露会には、取引業者や関連会社など多くの経済人が足を運び、見事なまでに完成された船内に驚きの声を挙げていた。


3月5日号

 百十四銀行(高松市亀井町5-1)は、4月1日付で綾田裕次郎代表取締役専務執行役員が頭取に昇格する人事を発表した。トップ交代は8年ぶり。
 コンプライアンスの強化や組織改革、また女性活躍の推進や、地方創生にも力強いタクトを振った渡邊智樹頭取は代表取締役会長に就く。
 4月から始まる新しい中期経営計画に加え、渡邊頭取がレールを敷いてきた「四国アライアンス」が本格稼動するタイミングでの交代劇となった。
 マイナス金利や人口減少、少子・高齢化の進展など地域金融機関を取り巻く環境が厳しさを増すなか、地方創生の実現に向けて果たすべき役割は大きくなっている。また一方ではFinTechの台頭など、競争環境の変化に応じた柔軟かつスピーディな対応ができる若い力が強く求められており、このあたりが交代の背景にあったものとみられる。