6月5日号
(社)香川経済同友会は5月23日、平成23年度の通常総会を開催した。
会場の全日空ホテルクレメント高松には、159名の会員が出席した。
まず今年度、代表幹事を務める松田清宏氏が挨拶。東日本大震災における支援活動への感謝を表したのち、昨年度を振り返り「瀬戸内国際芸術祭をはじめ、香川に光が当たるイベントが多く実施され、世界へ発信をすることができた」ことへの、同友会の有効的な関わりを評価。また新知事への提言を通して、同友会の存在意義を伝えられたとした。
その上で今年度は「まず自分たちができることをしっかりやっていくことを基本として、がんばろう日本を具現化」することを推進する。そして、経済同友会活動の原点である委員会活動を通じて、国の復興が地域主権の議論の先にあることを積極的に提言。また人口減少問題に触れ、定住人口の拡大に少しでも貢献したいと持論を述べた。