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11月25日号

 ベルモニー平安閣グループ(高松市勅使町196-1 武智康行社長)は、同社の葬祭会館の第一号となる「ベルモニー会館勅使」の改築工事をこのほど完成し、11月10日から5日間、リニューアル記念見学会を開催。初日には750名が訪れるなど多くの方が新会館を見学した。
 「ベルモニー会館勅使」は国道11号線沿い高松市勅使町一九六蝟一に立地。昭和54年にオープンし、昭和58年にフューネラルホールとしてリニューアル、平成11年にも二回目の改装を行い、時代のニーズに即してきた。同社でも最大規模の会館として、社葬や団体葬など重宝されている地域随一の施設である。
 今回、これまで32年にわたる経験と、多くの利用者の声、最近建築された同社の新会館の特徴などを生かすため、社内にて多くの時間を費やしてコンセプトを固めた。結果、昭和54年からの部分は完全に建て替えると同時に、その後の増築部分は躯体のみを残して新しくするという新築に近い大規模なリニューアル工事を敢行。現時点で同社が持つ最新ノウハウが詰まった新時代の葬祭会館がデビューとなった。


11月15日号

 パッケージ印刷の㈱北四国グラビア印刷(観音寺市粟井町755 奥田拓己社長)は、〝環境と衛生〟を最重要課題に掲げ、社内改革を進めている。
 環境面では、同社印刷工場の廃熱回収による省エネルギー事業が、10月3日に国内クレジット認証委員会よりCo2(二酸化炭素)排出削減事業として承認された。「回収した未利用の廃熱への熱源の切り替え」による方法論でもって、国内初の承認という快挙を成し遂げた。
 衛生面では、本社隣接地約2200㎡へ来春を目処に、本社工場を増築。衛生管理を更に高めた、生産体制を構築する計画だ。
 これらの取り組みを背景に、同社は食品をはじめとする各種製品パッケージ業界での存在感、取引先の信頼感を高めていく方針である。


11月5日号

 IHG・ANA・ホテルズグループジャパン(ホテル開業当時はANAホテルズ&リゾーツ)のフランチャイズホテルとして運営してきた全日空ホテルクレメント高松は、来年3月末のIHG・ANAホテルズとのFC契約期間終了により、4月1日付でJRホテルクレメント高松に呼称変更しリブランドオープンする。
 運営会社は、JR四国グループの㈱ジェイアール四国ホテル開発(高松市浜ノ町1-1 木下典幸社長)から変更なし。
 2001年5月に開業したクレメント。四国高松の玄関、サンポート高松に位置する四国最大規模の本格的シティホテルは、コンベンションの拠点として、また地元のパーティーや会議、ウェディング、宴会場として抜群の存在感を維持している。FC契約終了を控え、1年前より全日空ホテルグループからの離脱を含め今後の方向性を検討してきた。


10月25日号

 香川証券㈱(高松市磨屋町4-8 中條安雄社長)は、10月6日付けで、㈱豆蔵OSホールディングス(東証マザーズ 3756)から、ジェイエムテクノロジー㈱(福証Q-Board 2423)株式等に対する公開買付(TOB)に係わる公開買付代理人に指名された。これは、四国の地場証券会社では初の指名であり、また全国的にも同規模の証券会社としてはほとんど例のない指名となる。 
 同社は、数年前から従来のビジネスモデルに加え、銀座支店を中心に関連会社であるIBISキャピタルパートナーズともに連携しながら、M&AやTOB、事業継承などの業務にも力を入れてきた。
 質の高いサービスと、大手証券には真似の出来ない機動力を武器に積極的な業務展開を行っている。
 また培ったノウハウを地元企業向けにアレンジしたサービスも提供しており、今回の公開買付事案も、こういった同社の日頃の取り組みが実を結んだものとなった。


10月15日号

 9月30日ホテルパールガーデンで開かれたマルナカ流通グループの経営方針発表会の席上、取引業者、金融関係、マスコミ関係者を前にマルナカオーナーの中山芳彦社長が「現在グループの売上は3500億円。これを5000億円にしたい。しかし気力はあるが体力が付いていかない、このあたりで引退することを決めた」とあいさつ。新社長に長男の明憲氏が就くことを明らかにした。
 その発表からわずか5日後同じ場所で、ワンマン社長引退の話題が吹き飛んでしまう電撃会見が行われた。10月5日午後突如としてインターネットに流れた「イオンがマルナカを買収」というショッキングなニュースに対する、マルナカの新社長明憲氏による記者会見だ。