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5月25日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、減収増益となった平成24年3月期決算を発表した。
 まず単体業績は、経常収益678億9700万円(前期比1.8%減)、経常収益125億2500万円(同93.2%増)、当期純利益58億5300万円(同19.7%増)を計上。一株当たりの年間配当金は7円。
 本業のもうけを示すコア業務純益は、経費(システム投資等物件費)の増加により、157億6600万円(前期比11.3%減)となった。
 次に連結業績は、経常収益769億4500万円(前期比2.3%減)、経常収益140億7500万円(同72.3%増)、当期純利益58億1300万円(同11.6%増)を計上。
 経常収益減収の要因は、市場金利低下に伴う資金運用収益の減少及び国債等債券売却益の減少が大きい。
 次に経常利益は、不良債権処理費用の減少、償却債権取立益の計上、株式償却(減損)の減少などにより大幅に伸びた。


5月15日号

 5月3日、高松市常磐町商店街の旧高松OPA跡地に、高松いろは市場」がオープンした。施設は2004年に閉店したOPA跡地のビルの1階部分(床面積約2千㎡)を、事業費約1億6千万円をかけて改装。テナント用整備区画、約40のうちテナントの9割が飲食店とする屋台風の商業施設。この日は、全体の6割にあたる、22店舗での営業開始となった。
 モデルとなった高知の「ひろめ市場」の設立に携わった岩目一郎氏と、ビルを所有する常磐興業(高松市常磐町一蝟九蝟一 溝渕宏治代表)、紳士服販売の一や(高知市)が事業体として運営会社「㈱街援隊」(高松市常磐町一蝟四)を設立し、運営を担当している。
 テナントは地元香川からの出店が大半を占める。移転や他店舗展開での入居店だけでなく、同施設のオープンを機に独立や開業する店も多い。残りの一部が、高知や兵庫等県外からの出店。今後、6月に4区画、その後6区画を加え、7月20日には全40区画がフルオープンの予定。


4月25日号

 菓子工房ルーヴ(高松市鹿角町290-1 藤井二郎社長)は、4月19日に、新店舗「さぬき菓子工房 おんまい」を丸亀町商店街グリーン西館1階にオープンした。
 店名の「おんまい」は、讃岐(香川県)の方言でお菓子のこと。
 現在の高松市番町店と鹿角町の空港店の店とは異なる、新しいテーマ、スタイルの新店だ。
 商品構成も、ほぼ全てのものが「おんまい」でしか手に入らない、パティシェ渾身の逸品を揃え、従来の2店舗とは棲み分けをする。


4月15日号

  百十四銀行は、M&A(企業譲渡、買収等)仲介業務の取組強化に向け、営業店からのM&A関連の相談窓口になる「M&Aサポートデスク」を、3月23日付けで本店営業統括部内に設置した。
 また、M&A仲介業務において顧客企業に提供する情報の拡充を目的に、左記3社を追加し同仲介業務に関する業務提携等を結んだ。
 近年、M&Aは「後継者問題」を抱える地域の中小企業にとって、効果的な解決策の一つとして実施件数は増加の傾向にある。
 また「既存事業の拡大」や「他事業への進出」といった経営課題に対し〝時間を買う〟解決策としてのメリットを享受するニーズが高まっている分野でもある。


4月5日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、3月27日開催の取締役会において、代表取締役等の異動を決めた。
 今回、新たに代表取締役 取締役専務執行役員に就任したのは矢野年紀氏(取締役常務執行役員)で、長らく渡邊体制を支えた川村延廣氏(代表取締役 取締役専務執行役員)は取締役に。
 これにより専務体制は、前年度からの平尾幸夫氏と矢野年紀氏の2名体制で、渡邊体制を支えていくこととなった。
 また常務執行役員体制は、常務執行役員に飯田憲明氏(常務執行役員 岡山支店長)、常務執行役員営業統括部長に安藤陽徳氏(常務執行役員 大阪支店長)の二人が担当変更に。
 藤澤譲二氏(取締役常務執行役員)、稲毛 勉氏(取締役常務執行役員)両氏は、取締役になった。