11月25日号

トモニホールディングス㈱(高松市 中村 武社長)の令和3年3月期 第2四半期連結業績は、経常収益355億97百万円(前年同期比2.6%増)、経常利益67億4百万円(同11.6%減)、中間純利益45億70百万円(同24.3%減)となった。
国債等債券売却益、株式等売却益の増加を主要因に増収。営業経費は減少したものの、国債等債券売却損、株式等売却損および与信関連費用の増加により、経常費用が増加したことで減益。
総資産残高は3198億円増加し4兆3129億円、純資産残高は129億円増加し2329億円。譲渡性預金を含む預金等残高は2435億円増加の3兆8429億円となった。一方、貸出金は905億円増加の2兆9972億円、有価証券残高は223億円増加し6643億円。
銀行子会社単体合算による貸出金残高は、感染症対策融資の取り組み強化により、901億円増加し、3兆66億円となり、第4次経営計画に掲げた目標(3兆円以上)を達成した。
銀行単体の業績は、香川銀行が経常収益155億54百万円(前年同期比16.4%増)、経常利益28億11百万円(同13.2%増)、中間純利益21億31百万円(0.8%増)。コア業務純益は5億63百万円増益の38億25百万円となった。自己資本比率は9.47%。金融再生法開示債権額は303億85百万円で、総与信に占める割合は2.24%。