ホーム刊行履歴

刊行履歴

11月25日号

 〝四国はひとつ〟と言われて久しいが、四国創生に向けて四県の第一地銀が垣根を超えて手を携えることが決まり、地域の期待を背負いながらこの動きを強力に加速していくことになった。
 11月11日、百十四銀行(高松市 渡邊智樹頭取)、阿波銀行(徳島市 岡田好史頭取)、伊予銀行(松山市 大塚岩男頭取)、四国銀行(高知市 山元文明頭取)のトップが高松市内で揃って会見し、四国創生に向けた包括提携「四国アライアンス」を締結。4行が独立経営のもと、健全な競争関係を維持しながら、各行の強みやノウハウを結集し四国創生に向けて取り組む。
 具体的には、産業クラスターづくりや六次化支援などに取り組むほか、企業の本業支援によって地域経済の活性化と働く場の創出に繋げる。また地域資源を四国ブランドとして国内外に発信するため、四国圏統一ブランド化や四国の未来を考える組織体を運営することで、四国が一体となって地域活性化を目指す体制なども整えていくという。


11月15日号

 香川県内の中小企業組合等で構成される「香川県中小企業団体中央会」(国東照正会長)は10月27日夕、高松市木太町の高松国際ホテルを会場に、創立60周年を記念した式典を開いた。
 同会は昭和31年2月に設立。現在の会員数は355団体(構成中小企業約3万社)に上る。
 この日、会場には会員ら約200人が出席。国歌斉唱で幕を開けた後、はじめに国東会長が、「県経済のさらなる発展のために役職員一同、心新たに努力していく」とあいさつした。
 その後、5つの各賞における優良組合や組合功労者らを称える表彰式があり、全13組合・団体および67個人を表彰した。
 また夜には祝賀会も開催。国東会長をはじめとした関係者らによる鏡開きが行われ、60周年という節目を盛大に祝った。
 このたび表彰された中小企業組合、代表者名などは次のとおり。


11月5日号

 商工中金高松支店(植田恭弘支店長)の新店舗が11月7日にリニューアルオープンする予定だ。中央通り沿いにある香川三友ビル1階(高松市鍛冶屋町)の仮店舗から、元の場所(瓦町)に戻る形となる。
 従来は3階建てだったのを、今回は2階建てに。1階と2階の2フロアに分けていた融資の営業課と窓口サービス課をワンフロア化。1階ですべて完結できるよう来店客の利便性向上に重きを置いた。
 新店舗の所在地は、高松市瓦町1-3-8。志度街道沿い(ライオン通り南口)。ロイヤルパークホテル高松のすぐ西隣に位置する。
 もともと同所に店舗を構えていたが、一回目の建替えから約50年の月日が経過し、老朽化を一番の理由に一旦解体。今年一月から建設工事を進めていた。  
 新店舗の概要について、まず延べ床面積は約1100㎡。来店客用の駐車場は全10台を完備している。バリアフリー対応として、駐車場から玄関までにスロープを設置。さらに玄関からATMコーナー、店舗入り口までに点字ブロックを敷設した。ATMは車椅子の来店客に配慮し、平均よりも高さが低いマシンを使う。


10月25日号

 これまでアシアナ航空が香川と韓国をつないできた国際定期路線「高松-ソウル線」がこのたび、完全子会社の格安航空会社(LCC)・エアソウルに移管されることになり、路線をそのまま引き継ぐ形で10月7日から運航を開始した。LCC化で利用客の拡大を見込み、同月19日からは週3往復を5往復に増やし、さらに利便性を高めた。
 機体は、エアバスA321型を使用。座席数も24席増やした195人乗りに。飛行時間は約1時間40分。片道運賃の目安は1万円~3万5千円としている。
 フライトのスケジュールについては現在、木曜と土曜を除いた週5往復。高松(空港)発は月曜・水曜・金曜が午前、火曜・日曜が午後からの便。またソウル(仁川国際空港)発は、火曜・日曜が午後、月曜・水曜・金曜が午前の便で運航している。
 7日の午前10時過ぎ、ソウルから168人を乗せた初便が高松空港(高松市香南町)に到着。


10月15日号

 広島県と岡山県でスーパーマーケットを展開する㈱エブリイ(広島県福山市 岡崎浩樹社長)が10月4日、高松市に四国初の店舗「鮮Do!エブリイ高松レインボー店」をオープンした。
 これで広島26、岡山10に続く、直営37店舗目。独自のノウハウ、地域の特性に応じた地元産の商品、飲食店や専門店向けの業務用商品も豊富に取り揃えるなどして消費者を囲い込み、初年度は約20億円の売上を目指す方針としている。
 所在地は、高松市多肥上町1319。レインボーロード沿い。県立桜井高校正門前の道を挟んだ斜め向かい。人口の高い増加率、単身・二人世帯が半数以上を占めるとされる立地から、四国第一号店をこの場所に選んだ。
 店舗は平屋建て。敷地面積は約6600㎡。広々とした駐車場には179台置ける。駐輪場も完備。従業員は多めの約100人を配置し、基本すべて店内で行うとしている調理や食材加工などにスピーディに対応できるようにした。