10月5日号
2003年、地方自治法の一部改正により、それまで地方公共団体や外郭団体に限定されていた公の施設の管理業務が、民間事業者やNPO法人も可能となった。
管理運営に民間ノウハウを採用することで、運営の効率化を目指したものだ。
「地域に生かされ、生きる」をグループのビジョンに掲げ、地元密着の経営を続ける あなぶきグループの1社、あなぶきエンタープライズ(高松市 冨岡徹也社長)は、2005年にサンメッセ香川の指定管理者事業へと参入。来春オープンの観音寺市民会館を含めると県内6施設の指定管理者事業運営と、三豊市詫間放課後児童クラブを受託運営する。
同社は指定管理者事業のほか、ロイヤルパークホテル高松や高松国際ホテル、リーガホテルゼスト高松などホテル・旅館事業、アルファ津田カントリークラブなどスポーツ・健康推進事業、津田の松原および徳島・上板のサービスエリア事業を手掛ける。それら事業で培ってきた経験を生かすこと、CS経営を柱としたISO10002(ご意見対応マネジメントシステム)を導入し、継続的なサービス品質を向上することで、指定管理者事業でも着実に成果を残している。










