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12月5日号

 県内の中小企業を中心に海外展開や輸出を支援するジェトロ香川(高松市番町 平井利長所長)は11月18日と19日の両日、高松市の鬼無町と国分寺町で、盆栽の輸出商談会を開いた。同商談会は、今回で四回目の実施となる。
 この日、ベルギー、ドイツ、チェコの盆栽バイヤーら3名を招聘。両地区にある16の盆栽園(生産者)を訪ねた。
 五葉松やクロマツなどがズラリと並ぶ畑のなか、生産者は長年をかけ丹精込めてつくった盆栽の特徴や魅力、高い技術力を大いに売り込んだ。
 その一方、説明を受けたバイヤーは、盆栽をジッと眺めたり、直接手で触れるなどして念入りに品定め。値段を交渉しながら気に入った盆栽を次々と購入していった。


11月25日号

 観光高松の象徴的存在として、知名度の高い屋島山上にある屋島水族館が、来年中には姿を消すことになった。大きな痛手であるが国立公園内にあるという立地の制約によって、耐震化など施設の強化が不可能のため、存続が困難になったものである。
 「老朽化によって同館の従業員も天井から落ちてくるコンクリ片によって危険にさらされており、このままでは到底継続はできない」と、経営側の日プラ敷山社長が閉鎖を決断したもの。
 屋島山上の人気の中心的存在であり、日プラが得意の技術力を生かして整備してからは、子供やファミリー客を中心に入館者の増加は著しいものがあった。しかし、危険度が高い状態で防止の工事もできないまま放置しておくことはできない、として苦渋の決断がなされたものである。
 最盛期には山上へ行く道路は長い車の行列が続き、イルカが水しぶきをあげてジャンプする勇壮な姿に、惜しみない拍手を送っていたが、その風景もみられなくなる。


11月15日号

 観音寺信用金庫(石井和男理事長)は、仁尾支店を新築移転。11月10日より新店舗で営業を開始した。  
 当日は石井理事長、須田専務理事はじめ役職員が出席してテープカットを行い、新店舗の開業を祝った。
 石井理事長は、「仁尾支店は昭和36年に出張所として開設、同50年に旧店舗へ移転した。約40年が経過し、店舗や駐車場が手狭となり、お客様にご不便をおかけしていた。
 今回の新築移転を機に、地域との協調を更に進め、地域金融機関としての責務を果たしていきたい」と抱負を述べた。
 所在地は三豊市仁尾町仁尾879-4。仁尾町の旧家などが立ち並ぶふれあい通り沿いの旧店舗より、北200mへ移転で、電話番号・ファクスに変更はなし。
 店舗の概要は次のとおり。敷地面積800㎡、鉄骨造平屋建ての店舗は延べ床284㎡。駐車場は10台分を用意。ATMは1台。


11月5日号

 イオンモール綾川(綾歌郡綾川町)は、10月24日にリニューアルオープン。合い言葉は「超リニューアル」。2008年7月のオープン以来、最大規模となるもので、当日は開店前から多くの来店客が詰めかけた。
 8時20分からモール南側の入り口前で始まったオープニングセレモニーは、讃岐国分寺太鼓の演奏で始まり、地元の保育所の児童の唄や、イオンモール綾川新キャラクターの「あやまる」が登場。藤井綾川町長、鈴木町議会議長の挨拶後、テープカットを行い、買い物客がどっと店内に入り、思い思いの店を目指した。
 モール内は新店を中心に平日にもかかわらず、多くの買い物客で、ランチタイムには飲食街は行列が出来た。
 香川県初出店5店舗、四国初出店11店舗。中四国初出店2店舗など専門店38店舗を新規に導入。既存店舗でも44店舗が移転・改装。全体の半数を超える82店舗を刷新。総店舗数も4店舗多い158店舗。
 モールマネジャーの両角友裕氏に伺った。


10月25日号

 高松信用金庫(高松市瓦町 蓮井明博理事長)は、障害者雇用優良事業所として「厚生労働大臣表彰」を受賞した。
 同金庫が同賞を受賞するのは今回がはじめて。
 この表彰は、厚労省などが毎年9月を「障害者雇用支援月間」と定め、執り行われているもの。今年(平成26年度)の優良事業所には、全国から34の事業所が選ばれた中、四国では2社、県内では同金庫のみの受賞となった。
 同金庫は〝障がいを抱えることになった職員も、共に働きやすい職場の環境づくり〟にこれまで力を入れ、実践してきた。障がい状況に合わせた仕事内容の考慮に加え、勤務の時間帯を変動させる〝時差勤務〟を採用。むろん、周囲の職員も一団となって彼らを支援する姿勢だ。