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4月5日号

 「イオンタウン宇多津」が、宇多津ビブレ(綾歌郡宇多津町)の跡地に今秋オープンすることになった。
 食品スーパーのマルナカ、家電店ケーズデンキを核店舗に、シネマコンプレックス(複合映画館)、物販店、飲食店など40〜50店が入居する計画だ。
 現地にて3月29日、開発・運営会社のイオンタウン㈱(千葉県)から大門 淳社長、谷川俊博宇多津町長、設計・施工を担当する白石建設工業㈱(新居浜市)白石尚寛社長、核テナントとなる㈱マルナカから西川日出男常務はじめ関係者約四十名が出席して地鎮祭を執り行った。
 大門社長は、「宇多津町民、香川県民の皆様のご期待に応え、地域に愛されるショッピングセンターを整備する所存だ」と抱負を述べた。
 さぬき浜街道沿い、新宇多津都市のランドマーク・宇多津ビブレが閉店したのは、昨年2月。後継施設がどうなるのか注視されていたが、流通最大手のイオングループの近隣購買型ショッピングセンター「イオンタウン」が決定した。


3月15日号

 ニューレオマワールド(丸亀市綾歌町)は3月4日、約20億円を投資する「25周年・中期投資計画」を発表した。
 計画では2015年・16年の二ヶ年で、新ホテルや造波プールをはじめとする7施設を整備。百年先も愛される施設を目指す、という。
 第一弾として21日より、休業していた「オリエンタルトリップゾーン」をリニューアルして再開。併せてホテルからオリエンタルゾーンのエスカレーターへと通じる道、同ゾーンにフラワーガーデン「レオマ花ワールド」を新設する。花ワールドでは3万坪の敷地に100種35万株、季節の花々が咲き競うという。
 さらに同ゾーンでは、イルミネーションと3Dデジタルマッピングを展開する「レオマ光ワールド」の営業が21日より開始する。百二十万球のイルミネーションと百基のライトアップが光のイリュージョンを繰り広げるもので、3Dマッピングとイルミネーションの融合は中四国初という。


3月5日号

 ボルボ・カー・ジャパンの正規ディーラー「ボルボ・カーズ高松」を運営するオーロラ カーセールス㈱(高松市 灘波博司社長)は、待望の新店舗をこの春オープンする。
 同社は香川トヨペットグループの1社として、2013年に設立。同年5月より、高松市香西南町のトヨペット本社敷地内に仮店舗を構え営業を展開。かねてより店舗の新設を計画していたもの。
 新店舗は高松市松縄町で、香川トヨペット レインボーロード店の隣接。ショールームと事務所をあわせると約92坪の空間。整備工場も併設する。
 ほとんどを不透明ガラスで覆い、巨大なアイスキューブのような外観が特徴。一部のみ普通ガラスとするフレーム部分から、ショールーム内の展示車両が視界に入る。夜間はライトアップにより、昼間とは違う雰囲気を醸し出す。レインボーロードという街並みと調和しつつも、インパクトのある印象的な店舗に仕上げる。


2月25日号

 安倍内閣の掲げる「地方創生」の取り組みを強化するべく、百十四銀行(高松市亀井町5-1 渡邊智樹頭取)は、このほど営業統括部内に「地方創生デスク」を新設した。
 昨年末に閣議決定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、地方公共団体が「地方版総合戦略」を策定・推進するにあたり、産官学金労等の連携が求められている。これにあたり、地方を代表する金融機関である同行では、この策定から実施・検証に至るまで、全面的にサポートしていくもので、県内でのいち早い取り組みに期待が集まっている。
 各地方公共団体との円滑な連携を図るため、下記担当営業店の支店長を窓口責任者に任命。地方公共団体への情報提供や「地方版総合戦略」の企画・立案サポートなどにより、地域経済の持続的な発展に寄与するべく、取り組んでいくことになった。
 以下、渡邊頭取のコメント。


2月15日号

 今治造船㈱(愛媛県 檜垣幸人社長)は、丸亀事業本部(丸亀市昭和町)の隣接地に大型新造船建造ドックを新設することを発表した。
 世界最大級のコンテナ船11隻を受注したことを受けて、新ドック建設を決定したもの。既に国土交通省のドック建設許可は取得しており、今月着工し、来年10月の完成を目指す。
 同社のドック新設は2000年完成の西条工場ドック以来で、投資額は約400億円を見込んでいる。県下では久方ぶりの大型投資で、地元経済界ではその波及効果に期待も大きいものがある。
 建設場所は、丸亀市土地開発公社より払い下げを受けた、丸亀事業本部隣接の埋立地。計画では、敷地約10万㎡に長さ約600m幅80mの大型新造船建造ドックを新設する。
 施工はりんかい日産建設㈱・㈱大林組・東洋建設㈱の共同企業体が担当する。