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3月15日号

セブン-イレブンが四国上陸

 ㈱セブン-イレブン・ジャパン(井阪隆一社長)は、3月1日四国初出店となる香川8店舗、徳島6店舗の合計14店舗を同時オープンした。
 今年末に稼働する四国内2つの製造工場完成までは、徳島県内は兵庫県の工場から、香川県内は岡山県の工場の製造・物流の既存インフラを活用することで出店をサポート。
 工場の稼働後は、全体の効率を図りながら、まず2013年度に約140店舗を出店予定。その後、2019年2月末までに合計約570店舗の出店を目指すという。
 まずは香川・徳島両県での店舗網を固め、一定程度のドミナント効果をみた上で、愛媛県へは2014年度、徳島県へは2016年度を目途に出店を開始する。


3月5日号

 中国銀行グループの証券会社である中銀証券㈱(本社=岡山市北区 劔持 一社長)は、四国エリア初出店として高松支店を3月4日付けでオープンした。
 高松支店の所在地は、高松市丸亀町3-6で、中国銀行高松支店の4階に設置。初代支店長は、前営業本部担当部長の山本 求氏が就任した。
 これにより中銀証券は、本店(岡山市)、津山支店、福山支店を加えた4か店となる。
 高松支店開設前までは、本社から2~3名の営業担当者が毎日四国に来ていたが、時間的なロスも大きく四国エリアの支店開設は早期から望まれていた。
 展開としては、香川県内を中心とした中国銀行各支店と協力し、銀行経由で証券の口座を開設している法人・顧客を対象に、金融商品のサービスを提供していく。


2月25日号

 コメ由来の成分「ライスパワーエキス」を配合した高機能基礎化粧品の製造販売で知られる老舗酒造メーカー、勇心酒造㈱(綾歌郡綾川町小野2088-1 徳山 孝社長)は、3月上旬に新酒初しぼりの生酒を発売する。
 安政元年創業の歴史ある蔵元だが、近年はライスパワーエキスを使用した商品開発が伸び、総売上に占める酒造事業の比率は1%にも満たない状況となっている。
 蔵元として再び酒販売に注力、酒造りの伝統技法とライスパワー開発で得た科学的ノウハウを融合し、10年ほど前から新しい日本酒の開発を進めてきた。
 勇心の清酒シリーズは、口当たりのなめらかな「勇心 純米吟醸9号」、酸味が味を引きしめる「勇心 純米吟醸14号」、キレの良い味わいの「勇心 吟醸」、口当たりの柔らかい「勇心 純米大吟醸」があり、このたび純米大吟醸、吟醸9号、純米吟醸14号、吟醸それぞれに「しぼりたて生酒」を設定し発売する。


2月15日号

 香川県らしい個性溢れる魅力的な土産商品のPRや、商品力の向上、販路拡大に繋げる契機を創出しようと、「かがわのおみやげ発掘食品商談会」が30日、ホテルパールガーデンにて開催された。
 主催したのは、公益財団法人のかがわ産業支援財団。商談会には、地域性やオリジナル性の高い商品を製造する県内食品加工メーカー42社と、高速道路のサービスエリアや道の駅の運営会社など13社のバイヤーが参加した。
 マッチングを希望するセラーは事前申込みし、12月にセミナーも受講。事前に決められたタイムテーブルに従って1商談あたり25分のマッチングに挑んだ。各バイヤーは、それぞれ6社のセラーと面談。試食や質問をしつつ、原材料や商品特性、保存方法などを確認して新たな土産人気商品の可能性を探っていた。
 また、会場内では、バイヤー向けの商品展示ブースを設け、マッチングできなかったセラーや商品の新たな提案契機を創出。フリータイムの時間で、名刺・意見交換の場も設けられた。


2月5日号

 生活雑貨・インテリア雑貨卸の㈱後藤(綾歌郡綾川町東分乙60-7 レックス総合物流センター内 後藤幸生社長)は2月1日、四国内の同業2社と経営統合。家庭用品専業問屋の㈱スリーキューブとして新たなスタートを切った。
 合併したのは、タックナカシゲ㈱(高知市南久保9-16 中村幸夫社長)、中藤産業㈱(愛媛県松山市堀江町甲344-1 中藤信治社長)。合併にあたり中藤産業が法律上の存続会社、後藤およびタックナカシゲを消滅会社とした。
 後藤は今年創業100年を迎える老舗問屋。タックナカシゲは創業が1907年、中藤産業も1908年創業という「100年企業」の強力タッグが実現した。