12月5日号
物流会社の関西陸運㈱(本社:高松市朝日町 竹村祐一社長)は、さぬき市の工業団地「高松ファクトリーパーク」(さぬき市・三木町)の最後の一区画となる12号地に進出し、新物流センターを建設する。同工業団地は2000年度から分譲を開始していたが、この進出により20区画のすべてに企業が立地することになった。
12号地の敷地面積は約3万2千㎡で、分譲価額は約3億8千万円。
竹村社長によると、高速道路のインターチェンジに近く、津波の被害が少ない内陸部という好立地が進出の決め手になったという。従業員は10名を現地採用し、来年1月には物流センターの着工を予定。本社の移転も検討中とのことだ。
11月18日、香川県庁(高松市番町)では、県および同社による土地売買契約書の調印式が行われた。
竹村社長をはじめ、浜田恵造香川県知事・大山茂樹さぬき市長らが出席し、売買契約を締結。
竹村社長は、「弊社は今年で50周年。その節目と将来のことも考えた末、12号地に進出することを決めた。