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12月5日号

 物流会社の関西陸運㈱(本社:高松市朝日町 竹村祐一社長)は、さぬき市の工業団地「高松ファクトリーパーク」(さぬき市・三木町)の最後の一区画となる12号地に進出し、新物流センターを建設する。同工業団地は2000年度から分譲を開始していたが、この進出により20区画のすべてに企業が立地することになった。
 12号地の敷地面積は約3万2千㎡で、分譲価額は約3億8千万円。 
 竹村社長によると、高速道路のインターチェンジに近く、津波の被害が少ない内陸部という好立地が進出の決め手になったという。従業員は10名を現地採用し、来年1月には物流センターの着工を予定。本社の移転も検討中とのことだ。
 11月18日、香川県庁(高松市番町)では、県および同社による土地売買契約書の調印式が行われた。
 竹村社長をはじめ、浜田恵造香川県知事・大山茂樹さぬき市長らが出席し、売買契約を締結。
 竹村社長は、「弊社は今年で50周年。その節目と将来のことも考えた末、12号地に進出することを決めた。


11月25日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、増収増益となった平成26年3月期中間期(平成25年4月~9月)単体決算を発表した。
 まず「経常収益」は、将来の金利上昇に備えた債券の入替売買による国債等債券売却益の増加及び不良債権の減少による貸倒引当金戻入益の計上などにより395億円(前年同期16.9%増)を計上。
 次に「経常利益」は、有価証券関係損益の改善及び与信関係費用の減少などにより、134億円(同240.3%増)と大幅アップ。
 その結果、「中間純利益」は80億円(同244.4%増)とこれまた大幅に伸びた。
 ただ銀行の本業の儲けを表す「コア業務純益」は、預り資産手数料の増加による役務取引等利益の増加、外国為替売買益の増加によるその他業務利益の増加があったが、市場金利の低下などによる資金利益の減少が響き、77億円(同2.3%減)と減益となった。


11月15日号

 讃岐牛・オリーブ牛振興会(高松市 森山英樹会長)は、県内12店のうどん店の協力を得て、新郷土料理として「オリーブ牛肉うどん」を開発。11月6日~26年3月31日までの期間限定で、各うどん店で独自のオリーブ牛肉うどんを提供するキャンペーンを展開している。
 参加する12店は次のとおり。
▼あやうた製麺(丸亀市)▼綾川町うどん会館さぬきうどん滝宮(綾川町)▼いしうす庵屋島店(高松市)▼いしうす庵レインボー店(同)▼うどん田中(同)▼うどん麺処千ちゃん(同)▼うどんよいち(坂出市)▼かなくま餅(観音寺市)▼本手打ちかわたうどん(高松市)▼讃岐の味塩がま屋(宇多津町)▼八十八庵(さぬき市)▼六平麺業(高松市)
 各うどん店では、オリーブ牛肉を具材に、さぬきの夢で打った麺を合わせたオリジナルメニューを考案。


11月5日号

 6月に閉店した天満屋ハピータウンレインボーロード店(高松市伏石町)跡が、㈱ヤマダ電機による「テックランドNew高松レインボーロード店」として11月1日再開した。
 ヤマダ電機のオープンに先立つ10月25日には、主力テナントの一つである24時間食品スーパー「ハローズ高松レインボー店(本部=岡山県)」がオープン。9時の開店前には、雨天にも関わらず買い物客が列をなし、好調な滑り出しを見せていた。
 25日の開店式典には、ヤマダ電機十河英俊店長、ハローズの佐藤利行社長および高橋雅樹店長、施設を所有する㈲センターコア高松の北川義浪社長、関係者らが出席して新店舗の開業を祝福した。
 二階建ての店舗跡のうち、一階のほぼ半分、二階の三分の二にヤマダ電機(店舗面積約1500坪)が入店。一階の半分に24時間スーパーのハローズ(同640坪)が、二階の三分の一に百円ショップのダイソーがテナント出店している。


10月25日号

 高松天満屋(高松市常磐町1-3-1)が来年3月末で閉店を決めた。18日、親会社の天満屋(岡山市 伊原木省五社長)が発表した。
 2001年9月に開業。コトデンそごう破綻後、高松市内中心部の南エリアの核施設として期待されてのオープン。
 売り場面積2万8千㎡という都心型の巨大百貨店として、開業当初こそは順調に業績を上げていたが、ここ数年は長引く不況に加え、高松三越と再開発の進む丸亀町商店街の北部エリアに集客面で水をあけられ、ゆめタウン高松やイオン高松など業態の異なる郊外型大型ショッピングセンターとの競争も激化。ピーク時に151億円を計上した売上高も2012年度は89億円あまりにまで低迷していた。
 定期的な催事展開に、リニューアルによるテナント入れ替え、高松天満屋によるFC店 高松ロフトなど雑貨も充実し生き残りを図ったが、状況が好転する見通しが立たず撤退の決断に至った。