2月15日号

今治造船㈱(愛媛県 檜垣幸人社長)は、丸亀事業本部(丸亀市昭和町)の隣接地に大型新造船建造ドックを新設することを発表した。
世界最大級のコンテナ船11隻を受注したことを受けて、新ドック建設を決定したもの。既に国土交通省のドック建設許可は取得しており、今月着工し、来年10月の完成を目指す。
同社のドック新設は2000年完成の西条工場ドック以来で、投資額は約400億円を見込んでいる。県下では久方ぶりの大型投資で、地元経済界ではその波及効果に期待も大きいものがある。
建設場所は、丸亀市土地開発公社より払い下げを受けた、丸亀事業本部隣接の埋立地。計画では、敷地約10万㎡に長さ約600m幅80mの大型新造船建造ドックを新設する。
施工はりんかい日産建設㈱・㈱大林組・東洋建設㈱の共同企業体が担当する。