11月25日号

百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、減益となった平成25年3月期中間期(平成24年4月~9月)決算(単体)を11月9日に発表した。
経常収益は、貸倒引当金戻入益計上による経常収益の増加があったが、市場金利の低下などによる「資産運用収益」の減少などの要因もあり微増の338億2300万円(前年同期1.1%増)を計上。
次に経常利益は、与信関係費用が減少したものの、株式等償却(減損)の増加などによる有価証券関係損益の減少が大きく響き、39億6300万円(同20.9%減)となった。
その結果中間純利益は、23億4100万円(同27.5%減)と、厳しい結果をもたらした。
銀行の本業のもうけを表すコア業務純益は、「経費」の減少による利益の増加はあったものの、貸出金利息の減少による「資金利益」の減少等が響き79億6400万円(同3.7%減)を計上。