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6月5日号

 (一般社)香川経済同友会は5月29日、平成24年度の通常総会を開催した。会場のJRホテルクレメント高松には、136名(委任状174名)の会員が出席した。
 まず今年度、代表幹事を務める乾篤之氏が挨拶。昨年の東日本大震災における支援活動への感謝を表したのち、厳しかった企業環境を振り返るとともに、同友会の存在意義を再確認し、各種提言活動をタイムリーに行うため、後述する7つの取組に力を入れていく方針を申し合わせた。
 その後は議事に移り、平成23年度事業報告、同収支決算、同監査報告、役員選任、24年度事業計画、同収支予算について審議を行った。


5月25日号

 百十四銀行(渡邊智樹頭取)は、減収増益となった平成24年3月期決算を発表した。
 まず単体業績は、経常収益678億9700万円(前期比1.8%減)、経常収益125億2500万円(同93.2%増)、当期純利益58億5300万円(同19.7%増)を計上。一株当たりの年間配当金は7円。
 本業のもうけを示すコア業務純益は、経費(システム投資等物件費)の増加により、157億6600万円(前期比11.3%減)となった。
 次に連結業績は、経常収益769億4500万円(前期比2.3%減)、経常収益140億7500万円(同72.3%増)、当期純利益58億1300万円(同11.6%増)を計上。
 経常収益減収の要因は、市場金利低下に伴う資金運用収益の減少及び国債等債券売却益の減少が大きい。
 次に経常利益は、不良債権処理費用の減少、償却債権取立益の計上、株式償却(減損)の減少などにより大幅に伸びた。


5月15日号

 5月3日、高松市常磐町商店街の旧高松OPA跡地に、高松いろは市場」がオープンした。施設は2004年に閉店したOPA跡地のビルの1階部分(床面積約2千㎡)を、事業費約1億6千万円をかけて改装。テナント用整備区画、約40のうちテナントの9割が飲食店とする屋台風の商業施設。この日は、全体の6割にあたる、22店舗での営業開始となった。
 モデルとなった高知の「ひろめ市場」の設立に携わった岩目一郎氏と、ビルを所有する常磐興業(高松市常磐町一蝟九蝟一 溝渕宏治代表)、紳士服販売の一や(高知市)が事業体として運営会社「㈱街援隊」(高松市常磐町一蝟四)を設立し、運営を担当している。
 テナントは地元香川からの出店が大半を占める。移転や他店舗展開での入居店だけでなく、同施設のオープンを機に独立や開業する店も多い。残りの一部が、高知や兵庫等県外からの出店。今後、6月に4区画、その後6区画を加え、7月20日には全40区画がフルオープンの予定。


4月25日号

 菓子工房ルーヴ(高松市鹿角町290-1 藤井二郎社長)は、4月19日に、新店舗「さぬき菓子工房 おんまい」を丸亀町商店街グリーン西館1階にオープンした。
 店名の「おんまい」は、讃岐(香川県)の方言でお菓子のこと。
 現在の高松市番町店と鹿角町の空港店の店とは異なる、新しいテーマ、スタイルの新店だ。
 商品構成も、ほぼ全てのものが「おんまい」でしか手に入らない、パティシェ渾身の逸品を揃え、従来の2店舗とは棲み分けをする。


4月15日号

  百十四銀行は、M&A(企業譲渡、買収等)仲介業務の取組強化に向け、営業店からのM&A関連の相談窓口になる「M&Aサポートデスク」を、3月23日付けで本店営業統括部内に設置した。
 また、M&A仲介業務において顧客企業に提供する情報の拡充を目的に、左記3社を追加し同仲介業務に関する業務提携等を結んだ。
 近年、M&Aは「後継者問題」を抱える地域の中小企業にとって、効果的な解決策の一つとして実施件数は増加の傾向にある。
 また「既存事業の拡大」や「他事業への進出」といった経営課題に対し〝時間を買う〟解決策としてのメリットを享受するニーズが高まっている分野でもある。