7月5日号

㈱中国銀行(岡山市)は、6月24日に開催した、第130期定時株主総会とその後に行われた取締役会にて、永島旭頭取の退任と、宮長雅人常務の頭取就任を正式決定した。同日、本店内にて記者会見を行った。頭取の交代は11年ぶりとなった。
本店、会議室で行われた記者会見には宮長新頭取と永島前頭取が出席した。宮長氏は昭和29年生まれの56歳、昭和52年入行後、田ノ口支店長、融資管理部長、福山支店長、取締役融資部長を歴任し、平成19年6月から常務取締役を務めていた。
会見で宮長新頭取は、「頭取就任の要請があった際は突然であり驚いたと同時に、80年の歴史を誇る中銀の頭取という重責を担う不安が頭を巡った。」とそのときの心境を吐露。その上で「当行にとっては非常に厳しい環境下である」という認識の中で頭取職を受けるにあたり、「永島前頭取が進めてこられた総合金融サービス力の向上を更に発展させるべく、着実に前進をしていく」と決意を述べた。