11月25日号
産業給食、仕出しなどを展開する業界県下最大手の㈱中央(高松市松縄町1132-13 桑嶋貴史社長)は、新事業の展開を加速させている。
まずは自社の工場にも導入し、取引先や一般企業などにも普及を進めているのが高い除菌・消臭効果を発揮する弱酸性次亜塩素酸水「クリーンクリーン」だ。
同社では、3年程前より製造現場だけでなく社屋全体でこの水を使用。原料と水を混ぜ合わせるハセッパー装置を設置し、トイレなども含めて全館に水を循環できる仕組みを構築。「インフルエンザやノロウイルス、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌など多くの菌に対して高い除菌効果がある」(専務取締役 津郷雅之 氏)といい、玄関や事務所など室内空間では超音波噴霧器と併せて使用することで、高い除菌・消臭効果を発揮しているという。
「製造工場の衛生管理はもとより、冬場でも従業員のインフルエンザの罹患率が低くなったり、靴箱周辺等の臭いの軽減にも役立っている」と手応え。10月より商品化し、食品関連の現場だけでなく、高齢者福祉施設や保育園、宿泊施設や温浴施設、オフィス、公共交通機関など、食品衛生、環境衛生の様々なシーンでの利用を提案していく。










